速度が10倍以上に改善

さて、町保存樹の銀杏が、無線ネットワーク(FWA)に支障をきたしていた話の最終話です。写真のとおり、アンテナの設置場所は低くなりました。それでも完全に基地(親)局まで見通しが得られます。今後、樹木が成長しても影響はなさそうです。そもそも木が見当たりません。基地局との間にあるのは「田んぼ」だけです・・・。「ん!」もう、気づかれましたか?田んぼなので、稲の背は低く、十分なフレネルゾーンを確保されます。しかし、今度は水面反射による混信が心配です。特に、春先の田植え直後が心配です。まあ、どんだけ心配してもきりがないので、これで良しとしましょう。

実は今回の工事、アンテナの移設ではなく、先に別なアンテナを移設先に取り付けました。なので両方を差し替えながら、通信速度を何時ものBNRで計測できました。TVアンテナ柱に付けた前のアンテナは、500~600Kbpsぐらいしか速度がでません。新たに設置したアンテナは、コンスタントに8Mbps以上がでています。10倍以上、もしかして20倍は速いです!通信事業者さん側からも「SNRが8~20と揺らいでいたのが、30程度で安定した。」との報告がありました。

学校からも「体感的に、かなり速くなった。」と好評価を頂きました。やってよかったです。古いアンテナの撤去時に見てもらったら、基地局が木の上すれすれだったようです。理論どおり、納得です!

こんな感じの工事
明らかに低くなったアンテナですが、速度は10倍以上!大成功!!

(投稿者:92)


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