ども。
今日はこのことを書くと決めていた担当ちゅんです。
もうすっかりおなじみになったような気がしています。数年に一度、地球の自転速度と標準時のずれを合わせるために、秒数を挿入(もしくは飛ばす)するのが「うるう秒」です。本日、2015年7月1日の午前8時59分59秒の次に、1秒挿入され、幻の「8時59分60秒」が登場するということで、ニュースなどでも報道されていました。
今回、私もブログのためにこの瞬間を何らかの手法でキャプチャしたい!と思っていたのですが、すみません。
すっかり忘れておりました!
仕事熱心なもので、すみません。ということで、気がついたら1秒長い一日を普通に過ごしておりました。
でも、この「普通に過ごす」ということこそがすごいのだということは、この仕事をしていてわかります。コンピュータの世界は、全てがあらかじめ決められたパターン(プログラム)に従って動いており、そのパターンから外れた出来事が起きると「バグ」が発生したりします。今回のうるう秒挿入に伴い、世の中に大きなトラブルが起きていないということは、これをうまく処理できたということ。素晴らしいですね。
ちなみに、我が社ではNTPサーバを設定する際に、こだわって ntp.nict.jp を指定することが多いという話を以前書きました(参照:2015-03-31 PCの時刻がずれる)が、このNTPサービスを公開している「国立研究開発法人 情報通信研究機構」こそが、日本標準時(JST)の親玉です。実はyoutubeではすでに同機構がアップした「うるう秒」の動画が公開されています。すっかり忘れていた代わりといってはなんですが、興味のある方は文末の動画でうるう秒の瞬間をお楽しみいただければと思います。
60秒が出てきた瞬間、やはり妙な違和感を覚えます。
(投稿者:ちゅん)