ども。
何か新しいことに取り組んでいると、朝からワクワクしてしまう担当ちゅんです。
ここ1~2年くらい、関係者各位から「八雲町はいつやるの?(珍しく)まだですよね」といった具合によく尋ねられたのが、本日のお題「オープンデータ」です。
「○○データ」という言い方をすると、比較的メジャーなのは「ビッグデータ」でしょうか。これは、その名のとおり膨大な量のデータを分析することで様々な分野に応用する取り組み、といったところでしょうか。一方の「オープンデータ」はビッグデータとは全く別のもので、簡単にいえば「自己が所有しているデータを二次利用可能なかたちで公開すること」を指します。
自治体の例でいうと、そもそも「ウェブサイト」で情報を公開しているわけですから、その時点でデータはオープンな状態にしてあるわけです(権利の話はおいといて)。でも、それはあくまで人間にとっての話。オープンデータの取り組みは、人間ではなくコンピュータにとって読みやすい文体に整形し公開することで、様々なアプリケーションやサービスにデータを利用してもらう、という意味だと思っています。
前置きが長くなりました。この取り組みを当町でもついに行うことにしました。幸いなことに、公開すべきデータは本ウェブサイトに山のように転がっています。特に、キラーコンテンツの「八雲町マップ」は、そのもの自体がオープンデータと言って過言がないものです。このデータを全てRDFに整形しなおせば、もしかしたら何処かで誰かが「もっと素晴らしい八雲町マップ」を作ってくれるかもしれません。つまり、自らがアプリケーション開発するのではなく(もっとも、自治体がそれをやったところで・・・)、データを提供し、それをアプリケーション内で利用してもらうことで、最終的に町民に還元されれば!というところが真の目的です。
まずはメジャーなところで、「学校一覧」「医療機関一覧」「避難場所一覧」の公開を始めました。また、早速メールでのリクエストもあり、急遽「投票所一覧」も公開しています。これらは全て本ウェブサイトに掲載されている情報ですので、なんら目新しいことはないのですが、コンピュータの目にとっては目新しいということなのでしょう。
今後は、とある「大作」も公開予定、おそらく上司92氏が記事にすると思いますので、ここでは伏せておきます。こうご期待。
やればやるほど奥が深いオープンデータ。どうせやるなら本腰でやります!
(投稿者:ちゅん)