物理的に破壊しない

パソコンの廃棄について、お問い合わせがありました。時々質問されるのですが、PCリサイクルマークの付いているPCであれば、既に処分料金を前払いしている訳ですから簡単です。「詳しくは、パソコン3R推進協議会を検索!検索!!」なのですが、個人情報が入っていそうなハードディスクは、確実に消去処理をしてから処分したいものです。そこで我社は「炎天下の大処分」にあるように、超確実なデータ消去方法としてハードディスクの「物理的破壊」を行います。世間では、一般的かどうかは?ですが、我社では定番作業です。

しかし今回は、リースしていたPCを返却するという話でした。リース契約期間が一度満了し、再延長していたらしいです。OSがXPのノートPCで、年式相応で、かなりくたびれています。こちらで処分してもよさそうなモノですが、契約上から、リース会社がどうしても返却してくれと言っているらしいです。業務システムのデータ移行は、新しいPCへ済んだので「確実に顧客データを消去し返却したい。」との相談でした。リース会社へ問い合わせたところ、ハードディスクの抜き取りや破壊処理はNGとのこと。ただしOSも含めて消去はOKとの回答を得ました。得意技の「物理的破壊」はご法度ということです。

そこで思い出したのがコレです。うたい文句は「多彩な消去方法に対応」です。CDからのBootで、ゼロ又は乱数で上書き(1~100回の任意)、NSA、AR380-19、NAVSO P-5239-26、DoD5220.22-M、NCSC-TG-025の各方式が使えます。ただし、強固な消去方式になるほど時間がかかります。それも結構な時間だったりします。後で試したいと思います。でもマニュアルが欠品しています。まあ、何とかなるでしょう?

データ消去ソフト
完璧にと思えば意外に時間がかかる。疑り深いので、やはり壊したい?!

(投稿者:92)


カテゴリー: つぶやき パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です