ども。
元旦からの体重減が二桁に到達した担当ちゅんです。
今日は、Windows の「タスクスケジューラ」についてです。興味のない人はそっとBackSpaceキーを押してくださいね。
タスクスケジューラはその名のとおり、指定した日時(スケジュール)に従い、PCに何らかの処理をさせるための機能です。例えば、「24時間稼働しているサーバを毎日午前2時に再起動させる」とか「午後0時になったらウィルススキャンを走らせる」といった作業を、自動的に行わせることができるわけです。
そうした処理を行わせる指定(トリガー)として、Windows が用意してくれているのは次の項目です。
・毎日
・毎週
・毎月
・1回限り
・コンピューターの起動時
・ログオン時
・特定イベントのログへの記録時
この中から、自分の使いたいトリガーを選択し、具体的な操作を登録しておくという流れです。
ですが、このトリガーとして「コンピューターの終了時」と「ログオフ時」が無いため、とても残念に思っています。「一日の業務終了時に特定のファイルをバックアップしておきたい」とか、「一時ファイル置き場を削除しておきたい」など、むしろ起動時よりも終了時の方が用途としては多いのではないかと思うのですが(起動時ならスタートアップも使えるし)。
そう思って調べると、なんとローカルグループポリシーのスクリプトを編集し、シャットダウン時の設定をするという、かなり裏技的なテクニックを使えば実現可能だということがわかりました。
Windows 7(Homeは不可)では、ローカルグループポリシーエディターを起動するメニューは用意されていないので、ファイル名を指定して実行から「gpedit.msc」で起動する必要があります。
後は、コンピューターの終了時であれば「コンピューターの構成」、ログオフ時であれば「ユーザーの構成」の、それぞれ「スクリプト」にバッチファイルなどを登録しておけば、自動的に走ってくれます(ただし、私がテストした際にはシャットダウンのスクリプトはうまく走りませんでした。ログオフはばっちり。なぜでしょうね)
このテクニックを使えば、「環境復元ソフト」を使わずに、常にクリーンな状況を保つことも可能になるような気がします。興味のある方はぜひお試しください(あ、そもそもバッチファイルを書くという、ある程度マニアックなスキルは別途必要となります)。
欠点はスクリプトを登録していることを忘れてしまうことか。これはしょうがないですね。
(投稿者:ちゅん)