Ultrabook

ども。
あと20日で今年が終わると思えない担当ちゅんです。

さて、とある部署から来年度調達を予定しているPCのことで相談を受けました。
そのPCは、特定の目的のために導入するもののようなのですが、条件を聞くと「軽量」「薄型」「バッテリー駆動時間長い」「画面にペンで書き込みができる」「MSオフィス導入」とのこと。普通なら「そんな豪華なPC認められません!」と一蹴するところですが、その目的の達成のためなら致し方ないかなといった特殊事情なのです。

では、実際の調達の際はどのようにしたらよいのでしょう。ここでポイントになるのが「Ultrabook」です。
Ultrabookというのは、インテルが定めている要件に当てはまった場合のみ謳うことのできるカテゴリー。これ、あまり知られていないようですが、要件は結構細かいのです。

 ・第4世代Core iシリーズプロセッサのUシリーズ・Yシリーズを搭載
 ・厚みは23mm以下
 ・最低80MB/sのストレージ読み取り性能
 ・動画の連続再生6時間以上および窓8のアイドル状態維持9時間以上のバッテリー性能
 ・ハイバネーション状態からの3秒以内の復帰
 ・マルチタッチ対応ディスプレイ
 ・Wi-Fi 機能の搭載
 ・音声認識機能の搭載
 ・Intel Wireless Display(WiDi)機能の搭載
 ・Intel Smart Connect Technologyの搭載
 ・USB 3.0または、Thunderbolt端子の搭載

これが現在、第3世代Ultrabookとして必要とされる機能要件。かなりハードルが高いように感じますが、逆に言えばUltrabookと銘打ってリリースされているPCであれば、最低でもこれらをクリアしているという安心感が得られるというわけです(その代わりお値段も良いです)。

そこで、最初の話に戻りまして、つまり私が聞いた条件に照らし合わせると、結局は「Ultrabookを調達したい」という話で全てが決着がついてしまうことになります。通常、PCの調達では「CPUは・・・」「メモリは・・・」など項目ごとに事細かな指定をするのですが、今回の場合は「Ultrabook(第3世代)であること」「MSオフィスを導入すること」の2行で終了してしまうかもしれません。
それにしても、実にうらやましいです・・・。私も職場でUltrabookを使って仕事をしてみたいものです。

Ultrabook
ちなみに、今の主流はノート・タブレットを兼用できる「2 in 1」みたいです。

(投稿者:ちゅん)


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