禁断の挿げ替え手術決行

ども。
今日もマニアックな記事を投稿する担当ちゅんです。

先日「これってまだ使えるんでね」というタイトルの記事を投稿しましたが、本日はその続編です。スペック的にはやや残念、でもWindows 7 のライセンスを保有していたデスクトップPCを現場に再投入すべく、本日はいよいよ「オペ」の決行。メモリの増設に加えて禁断のCPU交換を実施したのです。

某メーカー製デスクトップPCのケースを開け、まずはCPUファンを取り外します。しっかりとエアーで掃除したつもりでも、ファンの周りには意外とホコリが溜まっているのです。CPUのソケットにホコリが侵入しないよう、念入りに掃除。そしてついにCPUを取り外し、Core 2 Duoと交換。熱伝導効率を上げるためシリコングリスを薄く均一に塗り、再びファンを取り付けて作業完了。正直、ノートとは違いデスクトップPCのCPU交換はすごく簡単に呆気なく終わります。

メモリを空きバンクに挿したのち、ケースを閉める前に一度通電チェック。BIOSの画面を確認し、CPU・メモリともに変更されていることを確認してニヤニヤ。Windows 7 の起動を確認し、Windows エクスペリエンス インデックスを更新してみると、プロセッサの数値は4.0から5.6に、メモリ(RAM)の数値は4.6から5.6にそれぞれ大幅アップで再びニヤニヤ。してやったり!これでまだまだ現役で頑張れそうです!

ちなみに、PCのアップグレードについて私見を述べるとすれば、最も効果が出やすいパーツは「HDD」から「SSD」への変更、次いで「メモリ」の増設・交換、3番目くらいに「CPU」という順番じゃないかと思っています。もちろん、ゲームなどの用途によっては、グラフィックボードの導入(交換)なども有効です。CPUというのは、用途によってはさほど重要視する必要がないパーツだと思います。それよりも、頻繁にアクセスされるディスクの方が、足を引っ張る傾向になりやすいです。

とはいえ、CPU(特にコア数)が全体的なスペックを押し上げることも事実。でも、注意しなければならないのは、いくら高速だからといって、3世代前のCeleron を最新のCore i7 には変更できません。それは、マザーボード(ソケット)がどの世代までのCPUをサポートするかによって決まります。また、ソケットが合ったとしても、BIOSが対応していなければ動きません。
さらに、高速なCPU・グラボを載せると、相当発熱します。メーカー製のPCは、標準のCPUを冷却することだけが考慮された設計なので、運が悪いと熱暴走します。グラボの場合は電源も不足するかもしれません。

でも、そういうデメリットを凌駕するほどのメリットがあることも事実です。あくまで「自己責任」ではありますが、チャレンジしてみる価値はありますよ!

作業中
シリコングリスはアルコールを湿らせた布で拭くと綺麗にとれます。

(投稿者:ちゅん)


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