新年度事業に向けて、防災(監視)カメラの相談を受けています。最近のWebカメラは高性能なので「十分使える。」と答えています。それなりの技術があれば、コストもかなり抑えられます。ここは、我々の出番です。
今回の要望は、特に一般へ公開する訳ではないので、ローカルIPでストリーミング(Live)が出来れば、OKなようです。一番の問題は、バックボーン回線です。今回も大好きな?2.4GHzの無線LANを考えています。イニシャルも安く、ランニングも電気代だけ!数百メートル離れた、業務用回線のある施設まで飛ばす、これしかないですよね。好都合なことに、施設側には、以前使っていたアンテナが撤去されずに残っています。ラッキー!これを有難く再利用したいと思います。
イメージは、こんな感じでしょうか。既設の自営コンクリート柱TOPに、屋外用Webカメラを付けます。電源供給はPoEです。このカメラ直下に、2.4GHzのアンテナを付けます。今回は距離もあるので、八木型かな。ここから、LANケーブルと同軸ケーブルをコン柱下部まで垂らし、コン柱下部に設置したウォールBOXに引き込みます。BOX内は、無線機とPoEインジェクターとAC100Vのコンセントです。後は、業務用回線のある施設に受け側を作れば完成です。などと、簡単にイメージ出来るのですが、実際は「監視したい場所」「カメラを付ける場所」「電気をどこから貰うか」「相手の施設が見通せるか」など、確認作業が沢山あったりします。
現調と試験をしなければ、機材の積算が出来ません。えっ!又もや高所作業車が必要な気配です。どうしましょ?
今は使っていないこのアンテナの、向きを変え再利用することに。
(投稿者:92)