このたびは大変ご迷惑をおかけしております。
一職員として、また一町民としても微力ながら信頼回復に努めてまいる所存でございます。担当ちゅんです。
本日は「e-ネットキャラバン」として熊石高校を訪問し、「eネット安心講座」を行いました。
熊石高校は私の母校でもありますが、残念ながら平成27年度に閉校されることが決まっています。今年度から募集が停止しており、現在は全校生徒9人という状況です。
それでも、そこで学んでいるのは他の高校と何も変わらない高校生。本日は「正しいインターネットの使い方」を、およそ1時間、しっかりと講演させていただきました。
まずはじめに、これは毎回の決まりごとですが「この中で携帯電話をお持ちの方は手を挙げて」と問うと、なんと全員の手が。しかも、携帯電話=スマートフォンという今日、全員がスマホを持っているという状況でした。これまでの講座では多くて8割程度、少なければ半数くらいだったと記憶していますが、いよいよそういう時代に突中したのだということを痛感。
そうした中で、講座ではe-ネットキャラバンから支給されている教材ビデオなどを用いながら、具体的にどういうところに気をつけるべきなのか、ポイントを絞りながら説明をしてきました。
特に生徒の反応が良かったと感じたのは、「インターネットは匿名ではありません」という点だったかと思います。インターネットの通信では、必ず「ログ」が残り、いつ・誰が・どのサイトに通信したのか把握されています。もちろん、あくまでプロバイダ(ISP)が持っている情報ではありますが、事件等が発生した際には捜査の過程で確認されることがありますよ、という説明をしました。
こうしたことは、改めて説明されると「ドキッ」とするものです。逆にいえば、こうした意識を常に持ち続けることで、被害者・加害者になるリスクを減らすことができるのだと思っています。
さて、このようにしてあっという間に過ぎ去った1時間でしたが、久しぶりの母校で、将来ある生徒さんたちの真剣な眼差しを見て、なんだかこちら側もパワーをもらったような気持ちです。
e-ネットキャラバンでは、高校はもちろん、小学校・中学校、さらには保護者の方を対象とした講演も承っています。興味をお持ちの方は、お気軽にe-ネットキャラバン事務局(https://www.e-netcaravan.jp/)までお問い合わせください。ちなみに、講演依頼は無料です。
インターネットというよりは、「正しいスマホの使い方講座」になってしまいました。
(投稿者:ちゅん)