セキュリティワイヤー切断

ども。
最近、妙に味噌汁がうまく感じる担当ちゅんです。

毎日のように続いている外勤も、もしかしたらゴールが見えてきたのかもしれません。学校のファイルサーバ集中化の業務に、そろそろ完了の見通しがたちそうです。

それにしても、外勤にはトラブルがつきものです。とある学校を訪問し、配備されているNASの撤去作業を行った際には、なんと「セキュリティワイヤーの鍵を無くした」と打ち明けられました。
機械が盗まれないように取り付けているものですから、当然、撤去する際には取り外さなければ話になりません。ごく稀に、机の脚などにただ通しているケースなどもあり、その場合は机を持ちあげればとりあえず機器を持ち出せることもあるのですが(ただし、それはワイヤーの使い方としては間違い)、今回は正しい使い方をしており、私は現場で重大な決断を迫られました。

その決断とは「ワイヤーの切断を試みる」ということでした。
念のため上司92氏にもその旨を電話にて報告すると「切れ!」とだけ告げられました。

しかしながら、こんなことになるとは想像もしなかったので、ろくな工具を持ち合わせていませんでした。まずは、学校の工具置き場を物色させてもらい、そこでかろうじて「金切り用ノコギリ」を発見。さらに、大きめなペンチ…。かなり不安ですが、やるしかありません。

まずはワイヤーをペンチのニッパー部分で思いっきり握ってみます。「ふんっ!」とやってみましたが、かろうじて細い線傷が付いたかな?といった程度。盗難防止のワイヤーなのですから、当たり前です。
やはり全ては「金切りノコ」にかかっていたようです。事務職員さんにワイヤーを抑えてもらいながら、ギコギコと10回ほど往復してみました。ここで一度確認してみると、幾重にも束ねられたワイヤーの数本が切れているように見えます。こうなれば、後は一心不乱にギコギコ。額に汗がにじみ、右腕が限界に達しそうになったとき、ついにワイヤーは残り数本。「ふぅん!」とラストスパートの末、ついにワイヤーを切断することに成功したのです。

一瞬、妙な達成感に包まれましたが、眼前の無残に切断されたワイヤーと、周囲からの「あの人は何をしているんだ?」という視線にすぐに我に帰り、「鍵を無くすからこうなるんですよ!」とぼやき、撤収と相成りました。
こんな苦労もあり、今ではその学校のファイルサーバも、無事に集中管理に切り替わっています。NAS側についたままになっているワイヤーは、今でも取り外すことができずにそのままですがね。

切断されたワイヤー
我ながら、よく切断できたなと思います。鍵は大切です。

(投稿者:ちゅん)


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