犯人は君か!

ども。
旅先には必ず延長コードを持っていく担当ちゅんです。

「個人的なお願いなんだけど」という前置きがありながら「調子が悪いので見てもらいたい」とPCを預かることが結構あります。いわゆる「パソコンに詳しいおじさん」としてのポジションが確立されつつあるようです。

そうした中で、ちょっと不思議なことがありました。「起動が遅い」「不安定」と言われるPCを調べさせてもらうと、なぜか「McAfee Security Scan Plus」というセキュリティソフトがインストールされていることが多いのです。既に別なセキュリティソフトがインストールされているにも関わらず、なぜ2つもインストールしているのでしょう。セキュリティソフトというのは、ただでさえPCに対する負荷が大きいのに、これを複数インストールしていれば動作が遅くなるでしょうし、不安定にもなります。

数日後、その原因が分かりました。自分のPCの「Java」にアップデートが来ていたので、いつもどおり「次」をクリックしてさっさと終わらせようとしたのですが…

こいつだ!!

画面には大きく「McAfee」の文字が。たぶん間違いありません、ソフトも「Security Scan Plus」なのでおそらくビンゴ。
Javaのアップデートがかかった際に、内容をよく読まずに「次」をクリックしてしまったことで、インストールするつもりの無かったソフトをインストールしてしまったのでしょう。
ちなみに、これをうっかりインストールしてしまうと、Askツールバーという、これまた・・・なアプリケーションまでセットでインストールされてしまうというおまけ付きです。
このパターン、入れた覚えが無いのになぜかインストールされていた「某IMEソフト Ba○du」や、Googleだと思って使っていたら何かがおかしい「某検索エンジン babyl○n」などと同じです。

一方で、こうしたソフトウェアからの公告収入があるおかげで、利用料を無償にしているという考え方からすれば、全てを否定することはできません。ソフトの開発にだって相当な経費がかかっているのは間違いありませんから。
でも、結局は「同意」のチェックボックスに最初からチェックが入っているという、うっかりを誘導する仕様が悪であると思っています。
みなさんもソフトウェアのインストール時には、「よく画面を見ながら慎重に」を心がけましょう。
※ちなみに、職員の事務用PCは管理者権限が無いのでJavaをインストールすることさえできません。

スクリーンショット
こんなに大きく出てくるのですから、Javaに罪は無いようにも思えます。

(投稿者:ちゅん)


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