ども。
遅ればせながら昨日インフルエンザの予防接種を受けた担当ちゅんです。
長らくお付き合いいただいた裏話も今回で最後となります。
おそらく、ウェブサイトをリニューアルした後で一番目を引いたのは、ページ上部(ヘッダー部)にどーんと配置した画像だったのではないでしょうか。
今回、サイトをリニューアルするにあたり、ヘッダー画像を配置する案は最初から持っていました。構築を委託した業者さんにその意向を相談してみると「画像はデザイン会社さんに依頼した方が良いものができますよ」とアドバイスを受けたため、本件は町勢要覧の作成を受託されている業者さんに依頼することにしました。
こちらからの提案(完成後のイメージ)としては、次のような感じでした。
・画像を見ただけで八雲町をイメージできるようなものでお願いします。
・写真ではなくイラストを作成することを基本にお願いします。
・ウェブサイト全体のイメージカラーはグリーンなので、それを考慮してください。
・細密な画像ではなく、無機質な感じのイラストでも面白いと思います。
正直、私が業者さん側の立場だったら頭を抱えてしまいそうな依頼の仕方でした。まったく具体性がありません。そもそも、発注段階において私自身が明確なイメージを持ち切れないという致命的な問題を抱えたまま、半ば業者さんに「丸投げ」した格好になってしまったのです。
しかし、やはりプロフェッショナルは違います。こんな抽象的な依頼にも関わらず、早速、鉛筆描きのラフイメージが送られてきました。そこでのやり取りでは「やはり2つの海を強調しましょう」という基本線が確認され、さらにイメージを膨らませていきました。
その後、幾度かのやり取りを経て最終イメージ案ができあがり、細部の調整を。ここにきて「もっと船の数を増やしてください」「八雲の市街地の場所をもう少し下に」「羊蹄山はもっと小さく、右側に」などなど、発注時とは打って変わって指示が細かいのなんの。結局のところ、実際に画像を見てみなければイメージを持つことができなかったということなのでしょう。そう考えると、全く何もないところからモノを生み出すエネルギーや発想力は、やはり専門家にはかないませんね(なにせこちらは"にわか"です)。
そして、皆さんが今ご覧頂いている画像が、言うまでもなく完成形です。私が発注時に業者さんに伝えていたイメージどおりに仕上がっていると思いませんか?
ウェブサイトリニューアル後、多くの方から「今までよりも見やすい」「雰囲気が明るくなった」「親しみが持てる」とのありがたいお言葉を頂戴しております。やはり画像のインパクトは強いでしょうし、ヘッダーがその一助になっているのは間違いありません。
今後は、見た目だけではなく内容面でも充実していけるよう、頑張っていきたいと思います。
ほぼ最初のイメージどおりの画像となったことがお分かりになると思います
(投稿者:ちゅん)