山間部のテレビ事情

ども。
睡眠時無呼吸症の治療を始めてから、すこぶる体調がいい担当ちゅんです。

本日は町内上の湯地区にて、地上デジタル放送の難視対策業務を行いました。

地上波のテレビ放送がデジタルに完全移行してから、早いものでもう2年以上が経過しました。今日では、テレビ放送はデジタルであることが当たり前になりつつあります。しかし、未だ電波の受信ができずに苦労をされている方がいらっしゃるのも現実です。テレビは「見ることができて当たり前」であると感じるかもしれませんが、山間部などにお住まいの方は、これまでも大変なご苦労をして、テレビを視聴されてきました。

例えば、本日訪問したお宅では、アナログ放送の時代から高性能アンテナを自前で2本も敷地に建て、それをミキサーと呼ばれる機械を使って合成することで、かろうじて電波の強度を保つという方法をとってきたそうです。一般の家庭の数十倍もの費用をかけて、テレビを見てきたというわけです。
しかし、電波がデジタル化したことで、どうしても受信強度が下がるとノイズが出てしまう。悪い時には全く映らないという状況となり、本日はそうした状況を解消すべく、電波調査などを行ったというものです。

このように、八雲町内にはまだまだ「新たな難視」と呼ばれる地区が点在しています。山間部などでも、安定したテレビ放送が見られることが「当たり前」になる日が早く来るよう、これからも頑張っていかなければならないと決意を新たにした一日でした。

調査の様子
調査はこんな状態で行われました。すごい本数です…。

(投稿者:ちゅん)


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