点検口が無ければ

以前から依頼されていた総合病院ネットワーク工事へ、機材が揃ったので行ってきました。新しい病棟に、情報系と呼ばれるネットワークを延ばす作業ですが、業者さんが事前に施工したラインの変更が、メインの作業となりました。

それは新しい病棟の工事中に、新たな展開があったため、当初の配線計画とかなり違ってしまいまして・・・。そこで敷設済みのLANケーブルを無駄にする事無く、一度巻き取り、新たな接続点に付け直すものです。天井の点検口を開けては、既設のケーブルを根元の方で引っぱっていくのですが、防火壁を貫通しているパイプの部分も細いためか?上手くいきません。近くに点検口もありません。一体どうやって業者さんは敷設したのでしょう?さすがプロの仕事ですね。暫し、天井を眺めて判りました。なるほど、多分あの手ですね?

そうです。こんな時は、照明器具を外すのです。今回は病院の担当者も手伝ってくれました。皆、汗ダラダラでの作業となりました。器具を外してビックリです!何と、LANケーブルが天井を吊っている金物に、シッカリとタイラップで数箇所も留められていました。これじゃあ、引っぱっても抜けてこない訳です。作業は、新病棟に無線APを新設し動作確認までで約2時間、無事完了しました。

ちなみに、頑張ってやったこの工事も、2月末までには再び接続点が変更となる予定です。まあ今回の工事で、勘所が判ったので、次はチョチョイのチョイで・・・?

照明器具をはずすの図
天井点検口が無ければ、照明器具も外します。

(投稿者:92)


カテゴリー: つぶやき パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です