最新の読み取り分類機

ども。
昨日の八雲町議会議員選挙の開票事務では分類機係を担った担当ちゅんです。

情報政策室に異動してからの選挙では、全て分類機の担当。当初は、分類機という存在そのものに驚いておりましたが(旧熊石町には分類機はありませんでした)、今ではすっかりおなじみの機械になりました。要するに高性能なOCRで、機械に票を流すと候補者名を認識して自動的に分類してくれるものです。この手の作業は人間よりも機械の方が得意とする分野に違いありません。

そんな機械ですが、今回、実は業者さんから「デモンストレーション」として、最新の分類機をお借りすることになりました。スピードは従来の機会と比べて1.5倍強、分類スタッカーの数は倍の20個だそうです!今回の選挙では立候補者が17人であったことから、全員の票を一度に分類できてしまうことになります。
この機械を使うということで、事前の説明会などでは「今回は票の集計は早く終わる予定」という話もありました。機械を操作する私とすれば「フラグ」という3文字も頭をよぎりましたが、とにかく、絶対に失敗は許されない状況となったわけです(ちなみに、選挙に失敗など許されません。それは毎回のことですが、今回は特に最新の注意を払いました)。

そして当日。分類機に票を載せると、見たことのないスピードで見事に分類されていきます。分類されていくスピードが速すぎて、人間の方が追いつかないくらいでした。最大限集中しながら一心不乱に分類していった結果、10,704枚の投票用紙がものの15分で分類終了となりました。1分間におよそ700枚の分類、1秒間に10枚以上もの枚数を分類したことになります。もちろん、途中で数回止めてスタッカーから票を抜き取ったため、フル稼働させたらもっともっと早く分類できたということになります。あらためて「最新式」の凄さを知りました。

ちなみに、この機械をぜひ「デモ」ではなく本格導入してほしいと思いましたが、どうやら高級車が1台買えるくらいのお値段だそうで…。でも、あの性能を見せられたら、ある意味納得のお値段なのかもしれません。

分類機
ほんと、最後までトラブルなく動いてくれてよかったです!

(投稿者:ちゅん)


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