ども。
自転車で外勤したら、雨が降り出す運のない担当ちゅんです。
昨日から、とあるICレコーダーの設定に苦労していました。
そのレコーダーは、PCとはUSBケーブルで接続できるものの、音声ファイルには専用のアプリケーションを介さなければアクセスできないという仕様。ウェブサイトで対応OSを調べると、98SE,2000,XPと書かれています。このことから推測するに、10年くらい前に購入したものであると思われます。
早速、アプリケーションのインストールを試みました。Windows7ではありますが、32bitだったのが功を奏したのか、予想に反してすんなりとインストールでき、無事にICレコーダーにもアクセスができました。めでたしめでたし。
…と、普通はここで終わっている予定が、まさかのトラブル。アプリケーションのインストールが可能なAdministrators権限を持ったユーザーから、Users権限のユーザー(当町の既定)に戻してみると、あら不思議。さっきまで順調にアクセスできていたICレコーダーにアクセスができなくなってしまいました。昔のソフトウェアによくありがちな「管理者権限必須」ってやつです。
仕方が無いので、アプリケーションのインストール先フォルダのセキュリティを変更し、Usersにフルコントロールの権限を与えてみました。しかし、アプリケーションは普通に動作するものの、ICレコーダーにアクセスしようとするとやはりエラーが帰ってきます。
ここで「もしかして…」と気がつきました。管理者権限が必要というのは、アプリケーションに対してではなく、実はICレコーダー側のセキュリティを乗り越えるために必要とされているのではないかと。PCのユーザーと同じように、ICレコーダーにもユーザーのようなものが存在していて、そこへアクセスするためには特権階級であるAdministrators権限が必要と考えれば、何となくエラーの理由がわかったような気分にはなりました。要するに、今回の問題はアプリケーション側ではなく、ICレコーダー側。こんなのありですか?
ということで、この問題は私のスキルでは解決不可能という結論に達しました。
※苦し紛れにMicrosoftが提供しているXPモード(仮想PC)上に管理者権限ユーザーを作って、そこで動かそうとかしてみたのですが、そもそもアプリケーションをインストールする際にエラーが出て不可能でした。がっかり。
久しぶりにモヤモヤが残る仕事になってしまいました。
こんなのを乗り越えるのは日常茶飯事なのですが…。今回はあきらめました。
(投稿者:ちゅん)