【実験】skypeでステレオミキサー

ども。
あわびの里フェスティバルでは例年どおり駐車場係の任に就く予定の担当ちゅんです。

さて、タイトルの通りではありますが、ちょっとした実験を行いました。若干(かなり?)マニアックな内容になります。

これまでのテレビ会議(skype含む)では、マイクの音声入力が課題となっていました。というのも、接続機器がPCであったりプレステであったりするため、使用できるのはUSB接続できるマイクに限られ、さらに複数本のマイクを使用できなかったりと制約が多かったのです。

こうした課題を解決したいとの要望をうけ、このたび「ステレオミキサー」を導入することとなったのです。

ミキサーの選定にあたっては、当たり前ですが「USB接続できること」が絶対条件。PC(プレステ)とミキサーをUSB接続することで、PCからはミキサーが1つのUSBマイクとして認識されれば作戦成功。あとはミキサーのチャンネル数を上限に、いくらでもマイクを増やすことが可能となります。しかも!各施設に必ずあるライン接続のダイナミックマイクが使用でき、ワイヤレス受信機との間に挟めばワイヤレスマイクも使えます!

そういう条件に当てはまった複数の製品のうち、我が社が導入したのはBEHRINGER(ベリンガー)の「XENYX 1204USB」というミキサーです。同じような機能を有するミキサーの中では、なぜか抜群にお安い。チャンネル数も6チャンネル(うち、キャノンコネクターは4チャンネル)と申し分ありません。

ということで、いざ実験。ミキサーとPCをUSBケーブルで接続し、skypeの設定画面で確認。マイクの設定にちゃんとUSB機器が表示されています。次にミキサーにライン接続のダイナミックマイクを2本、ワイヤレスマイクを1本接続。ミキサーのメインアウトを施設にあった音響機器のアンプに接続して会場内のマイクとしての機能を確保。さあいよいよ、ドキドキしながら通話開始!

…驚きました!

正確には「驚かれました」ですが、通話相手にはとてもクリアな音声が配信されました。USBマイクと比べて高性能なマイクになったことも要因としては大きいのですが、それでも期待した以上の効果。このシステムの良いところは、メイン会場のマイク機能を生かしながら、同じ音声をskypeで流すことができることなのですが、どうやら音質の向上にも一役買ったようです。
複数本のマイクを同時に使用することができるため、例えば講演会などで「司会用」「演者用」「会場用」などマイクを使い分けできますし、マイク手元のスイッチでオンオフが可能。要するに、マイクを使用する側に中継を意識させることなく運用が可能なのです。

正直、これほどの効果が得られるとは思いませんでした。まずはさしあたって来週くらいに本番があるようなので、今からとても楽しみです!

ステレオミキサー
説明書を全く読まなくてもなんとか弄れました

(投稿者:ちゅん)


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