KVMスイッチ

パソコンの設定作業が、ノート型からデスクトップ型へ移ってきました。なぜか後回しになってしまうデスクトップPC達です。GISやCADなど図面類を多く扱う部署には、デスクトップ型が希望により配備されています。解像度が大きく少しでも広いデスクトップ型の方が、作業効率が高く使い勝手が良いとの要望からです。しかし、これとは違う事情で、デスクトップ型のPCが配備される職員もいます。それは、スペースの問題からなのです・・・。

その職員は、住記や税などのシステムを操作する基幹業務端末が自席に置かれている人たちです。この端末は、省スペース型のデスクトップPCと17インチの液晶モニタ、フルサイズのキーボード&マウスのセットで構成されています。これらに加えて、我々が配備する情報系のPCがノート型となると、机の上が超過密状態になってしまいます。それを回避する手法が、依然紹介した「木工作品その1」「木工作品その1・量産型」なのですが、これを可能にしている部品が、KVMスイッチなのです。(CPU切替機と呼ぶこともあります)

KVMとは Keyboard、Video、Mouse の頭文字なのですが、我々はアナログ的なCPU切替機として使っています。(現在では、リモートデスクトップのような操作に主眼を置いて、デジタルKVMスイッチなる仕組みもありらしい)これは、一台のモニタと一組のキーボード&マウスで、2台のPCを切り替えて使う装置です。しかし最近は、PS/2だったキーボード&マウスのコネクタがUSBになったりします。PC本体側にPS/2受けが無いことさえあります。おかげで、昔からの財産だったPS/2型のKVMスイッチが使えない場合が増えてきました。何社かのUSB接続のスイッチを試していますが、これが又意外とうまくいきません。特にショートカットによる切り替えが微妙だったります。相性とかたずけるべきなのか・・・悩みは続きます。いっそ、基幹業務系と情報系を一本化しようかしら・・・悩みは更に続きます。

KVMスイッチ
少し悩まされる、CPU(PC)側がUSBのみになったKVMスイッチ

(投稿者:92)


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