ども。
今週は外勤が多そうな担当ちゅんです。
さて、本日は庁舎内にて無線LANアクセスポイント(AP)設置前の調査を行いました。
無線LANの電波って、難しいですよね。例えば木造2階建ての住宅などでは、1階に設置したAPの電波が2階でも「バリ5」なんてこともありますし、逆にコンクリート壁のある建物では、すぐ隣の部屋に置いたAPの電波が取れないなんてことも。いずれにしても電波は目に見えませんから、実際にやってみなければ何とも言えません。
この「何とも言えない」という部分、実は日頃、質問されることが多かったりします。「ここにAPをつけたいんだけど、あそこまで電波飛ぶと思いますか?」と聞かれても、実際は「やってみなければ分かりませんね、多分飛ぶとは思いますが」となります。APの無線出力強度も機種やメーカーによって様々ですし、本当に難しいものなのです。
というわけで、実験開始です。とりあえず電波を出すために、APを壁にガムテープで仮止め。もちろん、上位の回線など不要です。ノートPCで無線の強度を調べるためのソフト(フリーソフトのinSSIDerを使っています)を起動させ、あっちこっち歩き回って強度を調べていきました。
一通り調べ終わったら、今度はAPの位置を変えて再び同様にうろうろ。この作業、はっきり言って地味です。しかも、傍から見たらまるで不審者です。上司92氏とともにうろうろしては「-50」「-45」など強度を淡々と調べました。
結果、大体のポイントとAPの設置台数を把握することができました。
この作業、仕事だからここまで丁寧にやりますが、一般家庭では普通やりませんよね。でも、面倒でもやるべきなのかもしれません。実際に測定してみると、距離や障害物の有無といったものの他にも、謎の強弱が出たりしていました。APを設置する場所に複数の候補がある場合は、測定してみるとよいかもしれません。
さて、ここは一体どこでしょうか。
(投稿者:ちゅん)