見慣れないマーク、それはエコだった!

ども。
今年も残すところわずかとなりました。来週は職場の大掃除を行う担当ちゅんです。

12月というのは自治体にとっては次年度の予算要求の時期にあたります。情報政策室は、様々な部署から上がってくるシステム関連予算を取りまとめながら、協議を行うという業務に忙しい日々です。

本日も朝から1件協議。とある施設にお邪魔したのですが、そこに鎮座していたPCに目をやると、なにやら見たことのないマークが。
伏字にしても仕方がない話題なので書いてしまいますが、NEC製のPCの筐体に「NeCycle」と書かれていました。

上司92氏にマークのことを聞いてみると「きっとリサイクル製品じゃないか?廃棄された端末を再整備して売っているんだべ」とのことで、妙に納得して写真をパチリ。同席していた職員からは「それ、今日のネタですか?」と言われてしまう始末。今ではすっかり職員ブロガーとして認識されております。

職場に帰ってきて、調べてみました。すると、92氏の言うとおりリサイクルであることは間違いありませんでした。ただし、筐体そのものが中古再利用という意味でのリサイクルではなく、なんとプラスチックの原料として天然の植物を使っているという意味でのリサイクルだったのです。驚きました。

ワラなどの穀物の茎、カシューナッツの殻など、地球上には、大量に産出しているのに有効に利用されていない資源がたくさんあります。 こうした非食用の天然植物資源を使った新しいバイオプラスチックが、「NeCycle™(ニューサイクル)」です。

素晴らしい取り組みだと思います。なぜなら、こうした製品は(おそらく)通常の製品よりも製造コストが高いからです。利益を度外視して企業として環境問題に取り組む姿勢というのは、最近では多くの企業で取り組まれているところです。

ちなみに、情報政策室でも、PCの調達の際の仕様書(発注書)のなかで「国際エネルギースタープログラム適合」とか「PCグリーンラベル適合」などを謳うようにしています。ささやかではありますが、環境に配慮しています。

NeCycle
天然植物からプラスチック、ステキです。

(投稿者:ちゅん)


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