ども。
自宅でもようやく802.11nの電波を使えるようになった担当ちゅんです。
気がつけば10月に突入していたというくらい、一日があっという間に過ぎ去っていきます。役場は年度で区分けがされているので、10月から下半期です。季節の変わり目でもあり、朝晩は涼しいを通り越して、若干寒さを感じるようになりました。
こんな季節の変わり目だからでしょうか。サーバ室に設置している機器が次々と故障し、困ってしまいました。幸い、サーバ本体が故障するような大きな事故ではないのですが、消耗品が次々と。
最初に故障したのはUPSのバッテリー。故障というのが正しいのか分かりませんが、バッテリーの寿命により、充電ができなくなってしまいました。しかも、同じ時期に2台も!
*** ちなみに ***
UPSというのは、無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply)の略称です。その名のとおり、急に停電してもサーバ機器などが急停止しないよう、常にバッテリーに電気を蓄えています。停電が起こると、自動的にバッテリー駆動に切り替わるので、サーバ機器などが安全にシャットダウンできるものです。あくまでシャットダウンの補助装置なので、これにつないでいるからといって、停電時でもサーバが使えるというものではありません。
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このバッテリーが高いのです。でも、仕方がありません。BCPのことを考えるまでもなく、絶対に油断してはいけない機器のひとつです。
そうこうしているうちに、次はデータバックアップ用のNASにエラーが。RAID10で稼動していた4台のHDDのうち、1台にセクタエラーが発生。
*** ちなみに ***
NASとはネットワーク接続ストレージ(Network Attached Storage)の略称。【なす】と読みます。ネットワーク接続されているHDDのことで、最近ではTVの録画用などの用途で、家庭でも普及しています。
RAID10とは、RAID1+0【れいどいちぜろ】と読み、複数のハードディスクでミラーリングとストライピングを同時に行うもの。説明は省略しますが、動作が高速かつ1台のHDDが故障してもデータが消失することを避けることができる技術のこと。
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これだって、すぐに直さなくても支障はないと言えばそうなるのでしょうが…。そうもいきませんよね。データが消えないようにRAIDを組んでいるのに、さらにもう一台故障してデータ消失なんて、夢であっても見たくありません。
機械には故障が付き物ですけど、こうも続くとやっぱり厳しいですね。ちなみに、季節の変わり目と書きましたが、サーバ室はエアコンが稼動しているので気温の変動は皆無です。やっぱり、日頃の行いのせい?
1台の故障で気がつかなければ、取り返しのつかないことに…。
(投稿者:ちゅん)