まさにプロ機材

ども。
最近、ネットで聞けるラジオに夢中な担当ちゅんです。

先日、とある業務の中でレアな機器を使用しました。

どんな状況だったかというと、1台のプレゼン用ノートPCにプロジェクタがつながり、その他に会場後方の人が画面を見られるよう、別途モニタを2台用意するという。プロジェクタもモニタも、全てミラーリングで接続します。大きなコンサートや演劇などで、会場にモニタが設置されているのと同じようなものです。

やろうとしていること自体は驚くようなことではありませんが、技術的にどうやって実現するかという話になると、困ってしまいます。ノートPCにはミニD-Sub15の外部モニタ出力が1ヵ所しなく、これにはプロジェクタがつながります。その状態で、どうやって2台のモニタに画面を出力すれば良いのでしょうか。

かなり悩みました。モニタ出力をUSBからひっぱる部品を使ってみても、せいぜい2+1で3台までしか画面を出せません。そもそも、ミラーリングで出力するのが困難でした。
であれば、2台のモニタにそれぞれPCを接続、PCをLANケーブルでつないでネットワーク化し、リモートデスクトップはどうかと発案しました。しかし、リモートデスクトップ中、リモートされたPCの画面はブラックアウトするという基本的な仕様を読み間違え、残念ながら廃案に。

結果、業者さんから本文末にあるような機器をお借りして対応することに。この機器、アナログのモニタ出力をなんと最大8つまで分配できるもの。世の中にはこんな機器があるんです。PCショップなどモニタを売っている場所で、全台に同じ画面を出力したいときなどに使うそうです。なるほど、納得です。こんな機器、個人が持っているはずはありませんね。

分配器
残念ながら音は分配できません。画像だけです。

(投稿者:ちゅん)


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