ども。
オリンピックで寝不足な担当ちゅんです。
最近、プライベートで市販のLANケーブルを購入する場面が続いています。
業務では10メートルだ20メートルだといちいち長さを測ったりはしませんが、購入するとなれば別。今回は20メートルの長さが必要だったのですが、そんな長さのLANケーブルはあまり売っていません。結局、注文して取り寄せとなりました。
さて、普段はなぜ長さを測らないのかといえば、業務でLANケーブルを引くときは、既製品を使わずに自前で作っているからなんです。情報政策室では300メートル巻きのケーブルを用意していて、使う分だけ取り出して、両端にRJ45コネクタを工具で取り付け使います。この「LANケーブル作成」は、実は異動してきていちばん最初に教わった基本中の基本。今では慣れましたが、最初の頃はケーブルの並び順を書いたメモを見ながら、時間をかけて作成していました。
(このLANケーブル作成にも当然マニアックな道具を使いますので、次回はそれを書く予定です)
300メートル巻きになっていますが、あとどれくらいの長さが残っているのかを確認するため、ケーブルにはレングスが記されています。ちなみに、今の在庫を確認すると026Mでしたので、そろそろ補充が必要ですね。
仮に「LANケーブルを10メートル作って」と言われたとしたら、このレングスを利用して作ります。026Mからスタートして016Mまで作ればいいのです。簡単です。
自前でケーブルを作るメリットはたくさんあり、例えば市販のLANケーブルではどうしても線が余って見栄えが悪くなるのですが、自前のケーブルだと長さをジャストで作れるので、線が余らずにすっきり配線できます。無駄が出ないので経済的です。そもそも、屋根裏や壁の中を通すのに、コネクタがついたままだと無理ですよね。
この業界では当たり前のことなのですが、ちょっと普段はお目にかからないという点で「マニアック」な道具としてご紹介しました。
300メートル巻きはダンボールに入っています
(投稿者:ちゅん)