ども。
晴天が続き、初夏を実感できる今日この頃。暑さとのたたかいが続く担当ちゅんです。
最近のPCにはシリアルケーブルの端子が搭載されなくなりました。
PCの調達の際には、当室で仕様書を作成するのですが、さすがに必須項目として「RS-232」と書くのは遠慮しています。
※ちなみに、最近ではPCIバス接続のPCカード(CardBus)も陳腐化しているようです。
そんな中、とある部署からシリアルケーブルをPCに接続したいと相談を受けました。対象の機械は一般的に販売されているようなものではなく、特定の業務でしか使わないプロ機材です。私の感覚では、こうしたマニアックな機器は、得てしてシリアル接続であることが多いような気がしています。
しかし、さほど焦ることでもありません。今は、シリアルケーブルをUSBに変換するためのケーブルが色々なメーカーから発売されていて、これを使えば全く問題ないからです。まあ、ケーブルを買うにもお金がかかる話ですから、本音を言えばUSB仕様の機器に取り替えてもらいたいところではありますけどね(ただ、専用の機械というのはそれ自体がすごく高価なんです…)。
早速、設定に取り掛かります。PCにドライバをインストールしてケーブルを接続。すると、ちゃんとCOMポートが増えました。USB接続でありながら、シリアルポートに変換できた証です。
後はその機械からデータを読み込むソフトを起動し、新COMポートを指定で読み込み実行。無事に動作し一安心です。
RS-232といいCardBusといい、いつの間にか陳腐化して、いつの間にか搭載されなくなっていきます。それだけ、普段から存在感が無い=必要性が低いということなんでしょうけど、こういうケースではやはり困ったものです。今では光学ドライブレスモデルなんてのも多くなってきましたが、最後にはキーボードレスなんて時代になるのでしょうかね。あ、タブレットはもうそうなっているのか…。
これがそのプロ機材。一体何をするためのものなのでしょうか。
(投稿者:ちゅん)