やっと引退

広島に本社のあった、今は無き「関○電機」の無線LAN機器を更新しました。周波数は2.4GHzなのですが、IEEE802.11という規格が制定される前の製品です。伝送方式も、DS-SSやOFDMではなく、確かFHと呼ばれる独自方式のものです。このFHは、他社の製品で採用されていないので、ある意味セキュリティ的にはポイントは高いと評価されて採用されていました。

とは言っても、導入したのは平成13年です。何とか10年使いました。今まで3拠点で屋外幹線として使っていたものを、今時の無線LAN機器と交換しました。交換前にネットの回線速度を測っておきました。親Aから子B間は200~300Kbps程度です。親Aから子C間は300~400Kbps程度です。途切れはしませんが、今時のネット環境では、かなり悲しい状態でした。ちなみに親Aでは5~6Mbpsが出ています。やはりこの無線空間が、ボトルネックなようです。10年前は上位がINSだったので、これで十分だったのに・・・。

めでたく?今回交換したのは、ビル間通信を標榜するB社の製品です。802.11gのTurboモードで設定しました。2Mbpsは両方とも出ます!子Cでは、時に3Mbpsを超える値も出ています。問題なしです。早速使ってもらいましたが、明らかにスピードアップで喜ばれました。そりゃそうだ!

無線機器の価格は10分の1以下で、通信速度は10倍近くも出ています。時代を感じてしまいます。何とか辛抱して使っていた「AIRP○RT LAN」と「AIRP○RT ACCESS」は、今日でめでたく引退となりました。壊れてはいませんが、第2の人生は多分ないのだと思われます・・・残念!?

お疲れ様の無線機器
設定はtelnetのみ、ANTコネクタも超特殊な仕様、流石PRO仕様?

(投稿者:92)


カテゴリー: つぶやき パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です