Windows 8 Release Preview

ども。
週の始まりはキータッチの速度が落ちる担当ちゅんです。指が鈍るという表現がぴったりです。

さて、すでに各所で話題となっておりますが、MS Windowsの次期バージョンであるWindows 8の評価版「Release Preview」が6月1日からダウンロード可能となっています。お試しになられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当町では、Windows 8の導入は全くの未定となっていますが、まずはどういう仕様になっているのか、文字通り「評価」してみることは大切なことです。開発者じゃないのでそこまで神経質になる必要もないのですが、まあ「新し物好き」な性格もありますからね。軽い気持ちで試してみることにしました。

早速、ディスクイメージをダウンロード。ISO形式のファイルを選択し、ライティングソフトでDVDに書き込み、メディアの準備は完了。試験するPCはCore 2 Duo 6300 (1.86GHz)、メモリ2GB、グラボNVIDIA GeForce 8600GTという、我が社ではかなりマシなスペックのデスクトップに、適当な80GBのHDDをつなぎました。

インストール自体は至って簡単。Windows 7 のインストールとそっくりなインストーラーで、ものの30分もあればあっけなく終了できます。認識できなかった不明なデバイスもありませんでした。

問題はここからです。Windows 8では従来の「スタートメニュー」が廃止され、その代わりに「Metro」というタイル式のスタート画面が採用されていますが、情報担当として一番悩ましいのはこのUI(ユーザインターフェイス)の大幅変更です。分かりやすく例を出すと、MS Officeで2003から2007にバージョンが上がった際の「リボン」の採用と一緒ですが、特に業務でPCを使う場合、アプリケーション以前にOSそのものの操作方法から説明する必要に迫られるからです。
実際に少し触ってみましたが、直感的とはいえやはり戸惑ってしまいます。PCに関しての使いやすさは、やはり「慣れ」によってもたらされる部分が大きいと思います。
(よって、正式版のリリースではビジネス向けエディションに「Metroを無効にする」が実装されることを切に願います!)

ただし、悪いところばかりでもありません。驚いたのはPCの起動の速さ。電源スイッチをONにしてBIOSが起動し終わった後、Windowsが起動するまでおよそ20秒。PCのスペックやHDDの速度に大きく左右されるとは思いますが、一昔前のスペックでこの結果。確実に進化しているということを実感できる点です。

どんなものでもそうですが、革新的なものは受け入れられるまでに時間がかかります。ただ、Windowsに関しては、すでにこれだけの数が普及してしまっている中で、その仕様を大幅に変える必要性に迫られたとき、はたしてユーザは「OK」を出すのかどうか(Windowsにはひとつ飛ばしの法則なんてのもあります)。正直、現時点では「今後の動きに注視」としか言いようがありません。

Windows8
現時点では、待ったなしでこの画面を使う必要に迫られます。

(投稿者:ちゅん)


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