天井検め口の取り付け

ども。
最近になって魚釣りを始めた担当ちゅんです。

この一週間、TV会議システムの構築に奮闘していました。一番大変だったことは、実際に会議をする部屋にネットワーク環境を整備すること。間違いなくコレです。

以前もブログに書きましたが、古い建物に後からLANケーブルを引くというのはすごく大変なことなのです(数日前に上司92氏が投稿した「TV会議の前に」という記事でもそのことは紹介されています)。
特に、某教育施設は50年以上前の建物で天井には検め口(点検口)はありません。建材はネジではなくクギ打ちされていて、さらにその上からペンキが塗られているために、クギを抜きながら天井を剥がすのも至難の業。しかし、会議室までLANケーブルを引かなければTV会議はできません。配線を露出で引き回すのも見栄えが悪いですし…。困ってしまいました。

そこで、上司92氏の口からついに禁断の一言が。
「検め口が無いなら、作ってしまえばいいんじゃないか」

まさに最終手段です。「無いなら作れ」というフロンティア精神。
早速、大工をしている父親に電話で聞きます。

私「検め口って高いの?」
父「いや、そうでもねーど」

はい、決定!というわけで、部材を発注するとすぐに届きました。検め口のキット。
キットには詳細な説明書も入っていて、読んでみるとさして難しいものでもありませんでした。天井に455mmの正方形の穴を空け、まず枠体を取り付けます。取り付けはキットに付属の専用金具も使えますので簡単です。蓋の部分にはさっき切り取った455mmの正方形をさらに410mmに整形したものをはめ込みます。たったのコレだけでした。

無事に検め口も完成し、作業は順調に進みました。天井裏にさえアクセスできれば、ここからは私たちの専門分野です。無事に、当初の予定箇所にLANケーブルのモジュラージャックがつきました!
今やどこでもネットができることが当たり前の世の中。一体誰がこんな世の中にしてしまったんでしょうね。

検め口の取り付け風景
取り付け中の天井検め口。予想以上に綺麗に仕上がりました。

(投稿者:ちゅん)


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