ども。
連休中、まさかの中山峠通行止により、国道5号小樽経由で帰宅した担当ちゅんです。
先日、所用で札幌に出かけた際、少し時間があったので頼まれていたお使い物の調達もかねてPCパーツショップを見に行きました。
今回、私の目にとまったものは、PCとモニタを接続するためのケーブル。最近では高解像度・高画質が得られるDVI端子やHDMI端子での接続が増えましたが、少し前の型のモニタであったり、廉価なモニタではまだまだアナログ(VGA)も現役かと思います。もちろん、職場のモニタはほとんどがアナログです。
しかし、最近は困ったケースも出てきました。モニタ側にはアナログ端子しかなく、入力側にはHDMIしかないケース(業務ではまだ出くわしませんが、最近のスマホはこのパターンが多いのではないでしょうか)。これを接続するにはどうすればよいか、という点を考えながら商品を眺めておりました。
インターフェースが異なる場合は「変換コネクタ」という部品を用いるのが一般的で、ショップにもD-Sub15とDVIを変換するものや、DVIとHDMIを変換するものなどが売られていました。が、いくら探してもD-Sub15からHDMIに変換するコネクタが見つけられません。DVIにはできるのに、なぜHDMIにはできないのか。これが分からずに、釈然としないまま店を後にしました。
後日、調べてみると、どうやらDVIには大きく2つの規格があり、それぞれ「DVI-I」「DVI-D」と呼ばれていることが分かりました。前者はデジタル・アナログ兼用のコネクタで、後者はデジタル専用のコネクタなんだそうです。ピンの配列でいうと、向かって左側のマイナス(ピン2本分の幅)の上下に2本ずつピンがあるものがDVI-I、マイナスしか無いものがDVI-D。
これでようやく理解できました。アナログであるD-Sub15の変換にはDVI-I、デジタルであるHDMIの変換にはDVI-Dが使われていたのです。同じDVIだと思ったら、実は大きな間違いでした。
結局、RCA端子やD-Sub15端子からHDMIに変換するためには、今のところ専用の変換機を通すしかないようです。しかもこの機械が結構いいお値段。「変換するよりモニタを買ったほうが安い」というオチでした!
ちなみに、これは変り種でDVI-A。アナログ専用のDVIです。
(投稿者:ちゅん)