ども。
暖かいを通り越して、最近は暑いと感じる担当ちゅんです。
本日は庁舎内にて某システムの入れ替え作業に従事しておりました。
事前に業者さんとやり取りをさせていただいていたので、作業は無事…ではないにしても、想像していた最悪のパターンは回避できたのかな、といったところです。
その作業が終わりかけた頃、私に声がかかりました。
「メールが送信できないので見てほしい」
この仕事をしていると、行った先々で「あっ!ちょうどいいところに来た!」的な相談が多いような気がします。
さっそく、原因を探ります。
まず、メールの送信エラーで疑うのは、単純に「アドレス間違い」です。例えばメールアドレスの中に全角文字が含まれていないか、ドットとカンマを間違えていないか、など。この場合、口頭で説明するのは難しいので「その人から以前届いたメールがあれば、それに返信してみてください」となります。うっかりミスがほとんどですが、意外と多いです。
しかし、今回は事前にアドレス帳に登録のある送信先で、昨日も同じように送信して問題はなかったとのこと。
次に、SMTPがおかしいのかとも思ったのですが、自分宛に書いたテストメールはきちんと送受信されます。
こうなれば、最後に怪しむこと。それは以前にも当ブログで記事にした「2GBの壁」です。Windows XP純正のメーラーであるOutlook Expressに存在する謎のルール。メールデータであるdbxという形式のファイルの容量が、最大2GBとなっているために発生するエラー。これを回避するには頻繁にメールを削除するか、フォルダ分けするしか方法はありません。
そして、今回はまさにこれが原因でした。
この状態を放置していると、受信トレイの場合はメールが勝手に消えますし、送信済みアイテムの場合は送信トレイにメールが残り続けます。今回の場合は送信済みアイテムが2GBを超えていたため、送信トレイのメールが送信済みにならず、結果、送信できないように見えたということです。
このトラブルの恐ろしいところは、今現在、メールはどのくらいの容量になっているのかを簡単に確認できない点です。唯一方法としては隠しフォルダの中身をのぞく(文末画像)というのがあるのですが、一般的ではありません。つまり、既読メールや送信済みアイテムは定期的に整理するしか回避策はない、ということです。XPユーザのみなさん、気をつけましょう!
ちなみに、送信済みアイテム以外にも危ないのがありました。
(投稿者:ちゅん)