同じLANケーブルなのにナゼ?

ども。
気がつけば4月も半分を折り返しました。桜が咲くのを楽しみにしている担当ちゅんです。

昨晩、情報系ネットワークの機器を更新しました。
長年使ってきた某「音壁」がついに旧式のサポート打ち切りということで、新型に切り替える必要があったためです。

今回は専門的知識が伴う作業となるため保守業者さんに作業を依頼しましたが、サーバ室での作業となるため私も立ち会いました。それにしても作業の手際のよさには驚きます。いざ作業が始まったかと思ったら、あっという間に機器の設置は完了。それもそのはず、事前に会社で全ての設定を終わらせているために機器を交換してケーブルを差し替えるだけで現場作業は終わってしまうのだそうです。素晴らしい。早速スイッチオン!お疲れ様でした!

…その時でした。
「あれっ?」という短い声が聞こえたのは。

どうやら上位の回線と通信ができないようです。HUBのアクセスランプを見ると1000Mで点灯はしているものの、消えたりついたりを繰り返しています。

「LANケーブルの不良かもしれない」

ということで、次に試したのは別なLANケーブルでの接続。しかし、これでも症状は改善せず。業者さんいわく「会社でテストしたときは全く問題なかった」とのことで、こちらのサーバ機器側でのトラブルの可能性が。そうこうしているうちに、事前に職員向けに周知していた工事完了時刻が近づいてきます。すると、次に業者さんが試した方法は、

「スイッチに付属していたケーブルで試してみたい」

という、私には考えつかない発想。そして、見事動作!ホッと一安心です。

ちなみに、なぜ私には考えつかないかといえば、LANケーブルというのは統一の規格があり、メーカーや材質に若干違いはあっても、基本的な仕様はどれを使っても同じだという認識があったからです。

実際、動作不良だった既存のケーブルはカテゴリー5E、付属ケーブルもカテゴリー5E。仕様上は同一の規格です。にも関わらず、なぜ特定のケーブルでのみ通信が出来たのか。本当に謎です。
結論をいうと、業者さんにもはっきりとした原因は分からないそうです。ただ、「Giga 1000Mで通信している場合、たまにこういうことが起こる」とのことで、やはりこの仕事は経験値がものをいうということを痛感しました。

LANケーブル
例えば左右で何が違うのか。まさかコネクタ保護用のブーツカバーの有無とかだったりして…。

(投稿者:ちゅん)


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