線を束ねるのはやっぱり

ども。
新年度の慌しさもようやく一段落し、久しぶりにデスクワークに戻った担当ちゅんです。

さて、先日はK病院からの依頼で診察室までLANケーブルを引く仕事をしました。
新しく赴任された先生がインターネットを利用するとのことで、パソコンとセットでの納品です。

さっそく配線作業に取り掛かりました。いつもどおり、事務所から天井裏にLANケーブルを出してケーブルフィッシャーで引っ張ろうかと思ったのですが、現場を確認してみると大問題が。
K病院は10年ほど前に改築した綺麗な建物なのですが、その弊害としてロビーから天井への抜け道である「点検口(検め口)」がどこにも見当たらないのです。もちろん、図面などありません。電気などのケーブルが通っていると思われる管は複数走っているのですが、どの管がどの部屋に通じているのか、洒落ではなく「勘」で探し当てるのは至難の業なのです。
こうなると私たちの手には負えませんので、専門の業者さんに依頼してのケーブル貼りとなりました。

最近の建物であれば、将来的にどこでもインターネットが出来るよう、各部屋にあらかじめLAN配線がなされているのが普通のことになっていますが、特に自治体の施設ではそうなっていないところがほとんどです。でも、インターネットが無ければ今や仕事にならないわけで、今回のように要望があるとケーブルを持参して自営で配線工事となります。各市町村の情報担当者もきっと苦労されているハズです。

ということで、苦労はしましたが無事に診察室でもインターネットが開通しました。数日後、工事の仕上げをしに再び病院にお邪魔すると、さすがです。線を束ねるのはやっぱり!思わず「お大事に!」と声を掛けたくなりました。

包帯
やっぱり「包帯」でした

(投稿者:ちゅん)


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