3.11東日本大震災から1年が過ぎました。被災された方に対しまして、改めてお見舞い申し上げます。担当ちゅんです。
大きな節目を迎え、やはり防災に関心が高まっています。
震災が発生した当時、私は当ブログでTwitterに言及しておりました。通信インフラに大きなダメージを受けた中で膨大な情報がインターネットに流れ込む中、Twitterは安定稼動を続け、非常時のコミュニケーション手段として改めて注目されている、という内容でした。
それを少しおさらいすると、そもそもウェブの語源はクモの巣という意味合いの通り、インターネットというのは非常事態に強い通信網です。どこかで重大な事故が発生しても、そのポイントを迂回して補完しあいます。その通信網は全世界に張り巡らされているので、既に誰の手によっても止めることのできない通信であるとさえ言えるのかもしれません。
さらに、Twitterというツールは「つぶやき」と呼ばれる短文がやり取りされるサービスで、その内容は質より量が重視されます。多くの人が一斉につぶやくことで、何が起きているのかは自然と浮かび上がります。さらに、リツイート(RT)という、誰かのつぶやきを再送・引用する仕組みのおかげで、重要な情報が一気に拡散されるという特徴もあります。なので、まさに災害時の情報ツールとしてすごく有効であったというわけです。
Twitterというと「何をつぶやけばいいか分からない」という声をよく耳にしますが、実は自らがつぶやかなくとも、興味のあるアカウントをフォローして眺めるだけで楽しめるサービスです。芸能人や政治家、官公庁からお店まで多くのアカウントが存在しています。まずはTwitterを始めてみて、興味のある人を数人フォローし、使い方が分かってきたら徐々につぶやいてみれば良いと思います。Twitterを始めるという行為そのものが、災害への備えと言えるのかもしれません。
現在、八雲町では公式アカウントとして@YakumoTownを、消防配信サービスとして@yakumo119infoを運用中です。お試しの際はぜひお気軽にフォローをお願いします!
町の公式アカウントはいわゆる「bot」で申し訳ないです!
(投稿者:ちゅん)