数年前に買った本が急に出てきた。本のタイトルは「Web2.0が面白いほどわかる本」です。この手の情報は、夜にネットで読みまくるのが日常ですが、確かJRで移動するときに駅の書店で買ったものです。2006年10月に発行された、Web(インターネットサイト)の技術動向について解説本です。一般にIT関連の書籍は、すぐに陳腐化するのであまり読み返すことはしませんが・・・何故か再び読み直しました。
まず、Web1.0の説明を。私的解釈では、Web1.0とは黎明期のホームページで、作り手による一方向の情報発信で完結するもの。まあ、お知らせを載せたパンフレットみたいな感じかな?昔はみんな、そのようなホームページばかりでしたよね。
そこで、Web2.0の登場です。キーワードは、google、amazon、mixi、Twitter、wiki等で、ネットで商品を「注文」したり、チケットを「予約」をしたり、判らないこと「調べる」といったことが、普通に出来るホームページです。つまり、ネットは単なる「読み物」の世界から、自分の趣味、仕事、生活に合わせて「使う」道具に進化したものがWeb2.0です。本の発行されたのが6年も前ですが、内容は陳腐化していません。まだまだ、Web2.0が浸透していないから?それとも、私の思考が停滞しているのでそう思うだけ?
次世代のWeb3.0について、諸説あり定義は難しい。双方向型であるWeb2.0の更に上の世界!何じゃこりゃ?どうもキーワードは「セマンティックウェブ」(semantic web)らしい。メタデータ(単語・キーワード)なるものを、ウェブ上にある無数のコンピュータが認識、共有化されれば、ウェブ全体が効率の良い超巨大なDBへと進化するイメージ。・・・判ります?今話題のクラウドコンピューティングなんかも、処理を行うのは自分のPCでも会社のサーバでもなく、何所にあるのか判らない雲の中の複数のサーバが結びつき、1つの巨大なサーバのように機能する仕組みなので、Web3.0のひとつに位置づけされるらしい。ここまで来ると、知恵熱が・・・。
何とも、発明されてからわずか20年程度でもの凄い進歩のインターネットです。近い将来(数年後?)には、Web3.0の世界はあったり前の事なんでしょうね?更に、もう誰かさんは、Web4.0を考えているに違いありません。やはりインターネットは、ワクワクな世界なのですね!
今でも陳腐化しないWeb2.0。面白い本なのかは、意見が分かれる?
(投稿者:92)