消防車の出動状況をTwitterでお知らせ

ども。
最近シャープペンシルより鉛筆が好きな担当ちゅんです。

先日から、Twitterにかかりきりになっていました。
八雲消防が消防車の出動(業界では出場というみたいです)をTwitterでお知らせするサービスを近日始めます。この趣旨や詳細は後日、消防から発表がありますのでここでは割愛しますが、かなり画期的なものになりそうです。

======本日はかなりマニアックな内容&長文です!ご注意ください!======

Twitterですから、まずはアカウントを取得しました。八雲消防からのお知らせなので、そのままですがyakumo119info(外部リンク)としました。
次にプロフィール画像を。絵心が無いのでこういう仕事は辛いですが、苦肉の策として32*32のドット絵を書きました。なんとなく、それっぽく見えました(今思えば、消防車の写真でよかったような気もしています)。

さて、ここまでで下準備は完了。あとはこれに対して、例えば「○○地区にて火災が発生しました」とPCからつぶやけば良いのですが、そこは消防です。実際に火災が発生したときに、いちいちTwitterにログインして悠長につぶやいているわけにはいきませんから、今回はtwittmailβ(外部リンク)というサービスを使わせていただきました。これは、事前に設定した投稿用メールアドレス宛にメールを送信すると、メール本文がそのままTwitterに投稿されるという優れもの。消防ではこれまでも、隊員や団員の招集・事務連絡などにメールを利用しているので、一番負担にならないと判断しました。
※このメール送信システムも非常に画期的ですが、これは後日別なときにでも…

最後に、町のウェブサイト「緊急・道路情報」内にタイムラインを表示しました。本当はTwitterが公式に提供しているウィジェットを使いたかったのですが、これでは投稿日が「1時間前」とか「2日前」という標記になってしまうため、今回は断念。一大奮起してオリジナルでいくことに。

作業としては、Twitter APIを利用してJSONデータを取得、JavaScriptでHTMLに整形し、CSSでタイムライン風に見栄えを整える、というもの(←ざっくりな説明でごめんなさい)。試行錯誤しましたが、何とか当初の理想どおりのものに仕上げることができました。
それにしても、TwitterのAPI制限には困ってしまいました。APIには、1時間に同じ人(IPアドレスで判定?)が150回までとの呼び出し回数の制限があります。私が作ったタイムライン表示を含め、Twitter APIを利用しているサービスに対して同じ人が1時間以内に150回以上表示しようとすると、エラーとなり何も表示されなくなってしまいます。

この「同じ人」というのがポイントで、例えばうちの庁舎のように、同じグローバルIPに100台以上もぶら下がっていれば、あっという間に消化してしまいます。まして、こっちはレイアウト確認などのために頻繁にF5アタック…。この制限に引っかかっては一時休止、また頃合をみて作業再開という、何とも効率の悪い作業でした。

こうして「八雲消防配信サービス」はすでに全ての作業を終え、情報政策室から消防に引き渡されました。現在、フォロワーを募集しています。ぜひこの機会にフォローしてみてください!

Twitter配信サービス
なるべくなら、あまりつぶやかれない方が良いサービスですね。

(投稿者:ちゅん)


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