ども。
年の瀬を前に、色々と慌しくなってきましたね。担当ちゅんです。
さて、昨日は珍しく1人で出張。函館市の渡島総合振興局にて、管内の情報担当者が一同に会する「渡島地域情報化推進会議」が開催され、出席してきました。
メインの議題としては「IT部門の業務継続計画」ということで、3.11東日本大震災以降、急速に注目が高まっているBCP(Business Continuity Plan)について情報交換を行いました。BCPというのは、『災害や事故などの予期せぬ出来事の発生により、限られた経営資源で最低限の事業活動を継続、ないし目標復旧時間以内に再開できるようにするために、事前に策定される行動計画である(@IT情報マネジメント用語辞典より)』とされているものですが、特にIT部門となれば、いかにしてネットワーク機能を復旧させ、サービスを再開させるかなどの個別課題に対して事前に計画を策定しておくというものです。
会議の中でも触れられていましたが、BCPを策定する中でどうしてもぶつかってしまう壁が「費用・時間・労力」です。例えば、抜本的な改善を図るには庁舎の耐震化を行う必要がある、とされてもそれには多額の費用がかかるとなれば、すぐに実行するのは不可能です。そうしたことから、「まずはできることから初めることが大切(道情報政策課)」とのことで、とても勉強になった会議でありました。
ということで、早速本日から「何ができるのか」を色々と考えていました。当町は本庁が八雲地域に、総合支所が熊石地域に、さらに支所が落部地域にあるため、まずはこの3拠点にバックアップデータを分散保存することで、リスク分散を図れないかと思っています。何事もまずは一歩目を踏み出すことが大切ですよね。
当日の資料。これを見て危機感を持たない担当者はいないでしょう。
(投稿者:ちゅん)