ども。
昨日はお神輿を担ぎ、日焼けというよりは火傷に近い状態に陥っている担当ちゅんです。
やはり、にわかSEとしてもこの話題に触れなければならないでしょうか。
既にニュース等でご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、国産のスーパーコンピューター「京(けい)」が世界1位になったというアレ。すごいですね。内容を知れば知るほど、その規模には圧倒されてしまいます。ざっと書き出してもこんなに凄いんです!
- 開発費は1,120億円
- 1枚の基盤にはCPUが4つ搭載
- その基盤が24枚収まる入れ物(ラック)が744台
- しかも744台はまだ途中で、最終的には864台にする
- 年間の電力消費量は90ギガワット時(一般家庭の25,000戸分)
- 電力をまかなうために2基のガスタービン式自家発電
どうですか!ため息が出るほどのシステム。例の仕分けで「流行語」を生み出したのも、そういえばこのシステムでした。でも、無事に1位を取ることができたので一件落着ですよね。
で、これを一本槍に「ムダ遣い」だと報道する筋もあるようですが、私は一概にそうとは思いません。なぜなら、私たちは知らず知らずのうちにこうしたスパコンのお世話になっているからです。例えば身近なところでは自動車や飛行機などの安全性を高める実験や、新薬の開発、エルニーニョ現象など気候変動予測などなど。手元に届くときには目に見える形になっているので、その裏側で何が行われているのかには気がつきづらいんですが、実は今の世の中には無くてはならない存在なんです。1位になる・ならないということに注目が集まっていますが、より性能の良いコンピューターを追求することは、私たちの生活がより快適になっていくことに直結しているのですから、ある意味当然のことだとも言えます。
そういう意味では、私たちの部署も似たようなものかも。普段は表舞台に出てくることは滅多にありませんが、庁舎内のネットワーク管理やPC保守など、地味ですが確実に行わなければ大問題になります。目に見えないところでサーバーも頑張っています。本日は熊石総合支所のファイルサーバーを・・・と、この話は後日にしておきます!
もっと詳しく知りたい方はこうべ市制なびがわかりやすいです。
(投稿者:ちゅん)