ども。
今週末は熊石で『あわびの里フェスティバル』が開催されます。運営では駐車場係の担当ちゅんです。
本日はこんな電話がありました。
「CD-Rに大切なファイルを入れているが、開けないので何とかしてほしい」
大切な資料なのであれば何故ファイルサーバーじゃなくCD-Rに入れているのか!という気がしないでもないですが、それはおそらく前任者が作ったもので、その担当者に罪は無く。過去のことを引っ張り出してあれこれ言う前に、まずは目の前の「大切なファイル」を何とか読めるようにしなければ!ということになり、作業しました。
CDが読めないトラブルでよくあるパターンとしては、書き込みに失敗していて「そもそも何も入っていない」というもの。なので、このような問い合わせがあるとまずは「裏面を見てください。データが入っているところ、色が変わって見えますか?」と聞きます。実はこれ、結構多いです。こうなればもう諦めるしかないのですが、今回のケースではちゃんと輪郭?が見えます。何らかのデータは入っているようです。
次に、別なパソコンで読めないかどうか確かめます。CD-Rはなぜか特定のドライブでは読み取れない、またはその逆が発生する場合があります。特に、メーカーによってそうした傾向に偏りが見られ、安心や信頼を売りにしているCD-Rでは確かに発生が少ないように思っています。逆に、1枚あたり単価が異常なほど安いメディアには過度な信頼はおけません。
端末を変えて次々と試してみます。が、どうも思わしくない。私のデスクにあるパソコンもダメで、半分はあきらめムードに。そして「最後にコレも試しますか」とおもむろにデスクトップPCのスイッチを入れて読み込ませたところ、これが見事にビンゴ!しっかりとフォルダが一つ入っていました。
担当者は大喜びで「なぜ読めたんですか?」と聞いてきますが、これは答えに困ります。「相性が悪かったとしかいいようがありません」としましたが、まずはファイルを読み込めてほっと一安心。情報担当なら何でも直してしまうようなイメージをもたれがちですが、確固たる根拠もないままに偶然直してしまったときはちょっとバツが悪いですね。
畑作業ではカラス避けにもなるCD-Rですね。
(投稿者:ちゅん)