ども。
大型連休で心も体もリフレッシュできた担当ちゅんです。
ということでありまして、この大型連休を利用して妻の実家がある利尻町(利尻島と言ったほうが馴染みがあるかもしれません)に行ってきました。上司92氏のエントリーで既に「稚内で足止め?」とリークされてしまいましたが、悪天候により利尻行きのフェリーが全便欠航し、車で9時間かけてようやくたどり着いた稚内市で丸1日足止めをくいました(何と雪も降りました…)。日頃の行いの悪さのせいだろう、と受け止めています。ですが滞在後半は天候も回復し、ちゃんと日本百名山の利尻富士も拝んで帰ってきました。
そんな中。やはりどこへ行っても「にわかSEは大忙し」です。本年7月24日の地上アナログテレビ放送終了を前に、このところ「新しいテレビを買ったけど地デジが映らない」といった相談を個人的にいただく機会が多くなってきました。そして、それは妻の実家でも。未だ画面の右上にはしっかりと「アナログ」の文字があり、おかしいなと思っていたのですが、案の定、設定をしていないためにまだ地デジ化されておりませんでした。設定を依頼され、ご両親が見守る中でドキドキの「設定業務」となったわけです。
※ちなみに、利尻島は2009年に仙法志局、礼文局の中継局が開局した時点で地デジ化完了エリアです。
ということで、設定作業を行うとちゃんと綺麗なデジタル放送が映りました。「おぉ~!」という歓声とともに、無事、にわかSEの面目と婿としての信頼は保てたようです。めでたし、めでたし。
さて、これは偶然、妻の実家での出来事ではありましたが、八雲町民のみなさんの中にも、もしかしたら設定がまだ済んでいないためにアナログ放送をご覧になっている方がいらっしゃるのではないでしょうか。今のテレビは「過渡期」なのでアナログとデジタル両方のチューナーを搭載しているものが多く、デジタル放送を受信するには「初期設定」が必要です。この初期設定は通常、テレビを買うとその販売店が設定してくれたりすることが多いですが、後から設定しようと思うと難しいと感じる方も多いようです。地デジの場合は(1)放送局のエリアを選択し、(2)ご自宅の郵便番号を入力、(3)その後チャンネルスキャンといった3ステップで設定することが多いです。設定は簡単ですが、そもそも初期設定の画面を出すことができないというところで躓いてしまう方が思ったより多いです。ゆっくり説明書を見て、焦らずに操作することが大切です。
実は私、これまでも「ちょっと家電に詳しい兄ちゃん」的なキャラクターではあったのですが、今は「自治体の地デジ担当」ということで、誰からでも頼まれれば喜んで設定いたします。一家に一人にわかSEではありませんが、当分は重宝されそうな予感がしています。どこへ行っても気は抜けませんね。
なかなか姿を見せてくれない利尻富士。一見の価値有り。
(投稿者:ちゅん)