ども。
好きな言葉は「一期一会」担当ちゅんです。
先日、とある学校にて作業をしておりましたところ、上司92氏がなにやら嬉しそうに紙切れを持ってまいりました。「ほら、これ見てみろ」と渡された紙切れにはこのように書かれておりました。
【革新的なことをすると必ず反対される】
思わず、二人で大爆笑。なんでしょうか、この「にわかSE」の心情を見事に鷲掴みにする格言は。たぶん、先生が自分のデスクマットに挟んでいたものと推察されますが、転勤で引っ越す際に忘れていったのでしょう。
情報システム部門というのは本当に日進月歩。新しい技術がどんどん現れ、その瞬間自分の頭の中で最新だった話題が「一昔前」で段落付けされていきます。そうした中では何を選択し、何をスルーするのがベストなのかといった判断を常に求められるのですが、時に「既得権」を放棄するよう迫らねばならないような状況も発生します。そこで前述の格言が出てくるのですが、頭ではそのように理解していても、やはり辛いものです。
この話題は後日、違う形でお話することになると思いますが、現在本庁舎ではプリンターの集中管理が行われようとしています。それぞれの部署で管理していたレーザープリンタを廃止し、複合型コピー機から集中してプリントするものです。そのほうが印刷コスト(導入費・消耗品代・修繕保守費用など)を削減でき、さらに必要に応じてカラープリントもできるため、担当サイドからすれば良いことだらけではあるのですが、問題は利便性。プリントするたびに少し遠くまで歩いて書類を取りにいかなければなりません。急いでいるときなどは特に不便を感じるかもしれないことから、きっと「諸手を上げて賛成」とはならないのかな?と予想しています。まさに、格言どおりです。
そして、かの有名なスティーブ・ジョブズ氏(Apple社CEO)は、「革新」に対してこう述べています。
【革新的なことをしていると、たまに過ちを犯す。一番良いのは、すぐその過ちを認めて、次の革新を急ぐことだ】
何をするにしても、独りよがりでは大体失敗します。大勢の意見を広く集めて「ベスト」を導き出すことが大切だと思います。自分の間違いは率直に認めることができる人間でありたいです。
これがプリンター機能付きの「革新的な」コピー機。
(投稿者:ちゅん)