Outlook Express が無い!!

ども。
最近、「○○さんがちゅんさんのファンなんです」と声をかけられることが続いている、にわか売れっ子ブロガーの担当ちゅんです。もちろん、褒められても何も出ません。

さて、先日はWindows7 が職場に導入されて、ネットワーク設定で四苦八苦したという話題を書きましたが、実は苦労したのはネットワークだけではありませんでした。こちらについても「いずれその日が来るだろう」と覚悟していたメーラー問題です。

我が社にはWindows Vista の端末がありませんので今までは表面化しなかった問題ですが、実はVista 以降、Windows にはOutlook Express が搭載されなくなりました。その代わりにWindows Live メールというメーラーが用意されています。このLive メールがなかなかのアレでして、昔からOutlookに慣れ親しんだ方にはちょっと(かなり?)違和感のある仕様となっています。例えば「送受信」という言葉は消え、代わりに「同期」という言葉が使われています。ローカルメールだけを利用している人にとって、「同期」などと言われても「どこと同期するのよ!」という気持ちになります。POP3でメールを受信している人のことを悉く無視する姿勢が、逆に潔くさえ感じます。

そして、ここからは私個人の推察ですが、Windows側ではわざと使いづらいものを用意して「今どきローカルメールなんて使わず、Webメールを使ってね!」という影のメッセージが隠されているような気がします。そのくらい、アレなんですよ。

この件について当室で若干検討しました。案としては「Microsoft Office に付属するMicrosoft Outlook を使用してはどうか」というものや「オープンソース(Mozilla)のThunderBirdを使ってはどうか」などが出されましたが、結局は「最初から入っているものを使わないと結局後で困ったことが起こるぞ」という結論に達し、やむなくLive メールの導入に踏み切りました。

ですが、ただ黙って使いづらいLive メールをセットアップしたのでは、職員から苦情が来ることは火を見るより明らかですので、少々工夫してみました。まずはメニューを表示するように変更し、プレビュー画面は出さず、表示を一列に……と、なんとなくOutlook Express に近いレイアウトになってきたじゃありませんか!これならギリギリ大丈夫かな?というところで納品となりました。工夫すれば何とかなるものですね。

Windows Live メール
一応それっぽくなったLiveメール。でも「同期」だけはどうしようもなく。

(投稿者:ちゅん)


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