Sandy Bridge 頓挫?

久々の超マニア向け?を一筆

先月8日、鳴り物いりで開発コード名「Sandy Bridge」こと第2世代Core iシリーズのCPUがデビューしました。それに合わせ新型チップセット「P67」「H67」を搭載した新しい「LGA1155」マザーボードも発売されたのでした。

このCPUは、OC向け4コア/8スレッドの最上位版「Core i7-2600K」(3.4GHz)と普及版とも言える「Core i5-2300」(2.8GHz)等々がラインナップされています。下馬評どおり、価格もかなりリーズナブルな設定となっていました。この、Sandy Bridgeを一言で表すと、SIMD(Single Instruction, Multiple Data)演算のパフォーマンスを倍増させ、GPUコアとCPUコアをワンチップにまとめたx86系CPUであるが、それだけでなく、CPUコアのシングルスレッドの整数演算パフォーマンスの向上にも、かなり力を入れられている。さらに、GPUコアにも、汎用コンピューティング的な使い方をしやすくする拡張を加えている・・・らしい???

ところがである。今月初めから、このCPUが搭載可能なマザーボードやショップブランドPCの販売が停止された!!でも、Sandy Bridge(CPU)は継続販売されています。そうです! Sandy Bridgeに対応する最新チップセット「Intel 6シリーズ」に不具合が発生したらしいのです。症状は、3Gbps SATAポートの速度が次第に低下するらしい。製造元のIntel社では、P67/H67といった6シリーズチップセットの不具合を認めリコールを発表しています。また、不具合修正版は既に生産を始めており、修正品の出荷開始は2月下旬、出荷量の完全回復は4月としています。

実は、ハードマニアの私、このCPUで既にパソコンを1台組み立てています。OSインストール等々全く不具合を感じなかったのですが・・・。結局今は、マザーボードメーカーからの連絡待ちとなってしまいました。やはり何でも「初物には十分ご注意!」なのでしょうか?

不具合が発見されたIntel 6シリーズ

これがチップセットです。北と南で一組になっています。

(投稿者:92)


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