ども。
つい先日「新年」を迎えたと思っていたのに、気がつけば今年も残すところあと11ヶ月ですね。担当ちゅんです。
北海道の冬は厳しい!改めてそんなことを考えさせられてしまう「事件」がとある施設で発生しました。担当者が朝出勤すると、なんと事務室が「水没」していたとのこと。床には5センチほど水が溜まり、ちゃぷちゃぷと波打つほどだったそうです。
聞けば、水道凍結に備えてちゃんと「水落とし」をしていたそうなのですが、設備の不具合でパッキンにクラックが発生し、そこから勢いよく水が噴き出していたのが原因だそうです。鉄筋コンクリート製の建物なので、浸透していく場所も無かったのでしょう。そもそもクラックの原因が寒さ(もしくは温度差)だった可能性もあるよなぁと個人的には思っていましたが、いずれにしても電気・電話が使用不可。パソコンにも影響が!?とのことで、肝を冷やしながら現場に急行しました。
幸い、パソコンには大きな影響は無く一安心。デスクに上がっていたものには全く影響はありませんでした。RAIDを組んでいるファイルサーバーがあったので「やばい!」と一瞬焦りましたが(過去の苦い記憶が蘇りました…)、何とか影響なく再起動できました。後は、影響の無かった部屋から電気のケーブルを延ばしてきて、ハブや無線アクセスポイント、プリンタなどの電源を確保して、仮復旧できたところで我々の任務は完了となりました。
施設を管理している担当者は、水を吸い取ることができる業務用のすごい掃除機で、一生懸命床下の水抜きをしていました。水抜きをしなければ水道は凍結してしまうし、パッキンのクラックには普通気がつかないことを考えれば、今回の件は言わば「天災」のようなものだなと思いながら帰路につきました。北海道の冬の厳しさはまだまだこれからです。
掃除機の口にホースをつけて、水を除去していました。
(投稿者:ちゅん)