ども。
とある事情により、2日間で8本もの栄養ドリンクを飲んでしまった担当ちゅんです。
さて、地デジ完全移行まで残すところ188日(1月17日現在)となりまして、さすがにこのくらいの時期になりますと、アナログテレビを見かけるほうが少なくなってきたような気がします。私個人であれば、残すところカーナビに内臓されているテレビだけがアナログ。停波後の砂嵐も見てみたいので、デジタルチューナーは買わない予定です。
そして、デジタルテレビにつき物なのが、B-CASカードです。テレビを買ってくると付属している赤い色(まれに青色)をしたカード。テレビ本体に差し込まないとテレビの視聴はできません。でも、これって一体何のために挿しているか、ご存知でしょうか。
実は、地デジの電波はテレビ局から暗号化された状態で送信されています。暗号化されたデータを受信後、チューナーが暗号を解除し、テレビ画面に映像・音声を出力します。その過程でB-CASカードは、暗号を解除するための鍵の役割を果たします。なので、鍵が無い状態でテレビを見ようとしても、物理的にムリというわけです。
さて、そんなB-CASカードですが、先日面白い出来事が。先日、とある業者さんと職場で打ち合わせをした際、首からぶら下げられていたカードにふと目をやると、普段は見たことがないB-CASカードが。なんと黄色!赤色と青色は見たことがあったのですが、黄色は初めてだったので恐る恐る「その黄色のカードは何ですか?」と質問したところ、どうやら「業務で使用するデモ用」とのこと。受信確認の際などに専門の業者さんが使う「用途限定」と呼ばれるもので、もちろん一般的にはお目にかかることは少なそうです。
調べてみますと、赤カードは「地デジ・BS・CS110度」の3波共用カードで、青カードは「地デジ専用」のカードでした。それ以外にもCATV専用のオレンジ、業務用の黒などがあるようです。かなり身近なカードですが、その正体はあまり知られていない?B-CASのお話でした。
よく見慣れたカード。これが無いと地デジは見れませんよ。
(投稿者:ちゅん)