今更ながら「もしドラ」の話です。今年話題の「もしドラ」知ってますよね?今年の流行語大賞にもノミネートされたぐらいですから。
それは、昨年末にダイヤモンド社から出版された「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 」と言う長い題名の単行本です。このドラッカーとは、オーストリア生まれのピーター・ファーディナンド・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker、1909年11月19日 – 2005年11月11日)という経営学者・社会学者のことです。多くの著書を残していますが『マネジメント-課題・責任・実践』は経営学のバイブルとして有名だそうです。(恥ずかしながら私はもしドラからドラッカーを知りました。)ストーリーは、公立高校野球部のマネージャーになった女子生徒が本屋で勘違いして買ったドラッカーのマネジメント。弱小チームは甲子園を目指し・・・。
今「もしドラ」の勢いが凄いんです。先日単行本は20万部の増刷を決定、電子書籍版も10万ダウンロードを達成しているそうで、累計で202万部を突破とアナウンスされています。単行本が1,650円で電子版が800円なので、作者の岩崎夏海さんウハウハですね?
それに、今月22日からは「スーパージャンプ」(集英社)でマンガ連載が開始されますし、TVアニメ化も決定しています。なんと放送する局は天下のNHKなのです。来年3月14日から夜22:55~の枠で全10話だそうです。(録画しなくっちゃ!?)
極めつけは、映画化です!それもアニメではなく実写版です。AKB48の前田敦子さんが初主演で来年6月公開予定です。(あれ?主人公・川島みなみのモデルって、AKB48の「峯岸みなみ」さんだって書いてあったような・・・?)監督は新進気鋭の田中誠さん、総合プロデューサーは作者岩崎さんの師匠である秋元康さんが努めるという力の入れようですね。ローカル俳優と言えなくなってきた大泉洋さんも、野球部監督役でちゃっかり出演します。
電子書籍(有料)で10万ダウンロードというのも凄いですよね。しかし、肝心のドラッカー著マネジメントは「エッセンシャル版」ですら読もうと思わないのは・・・。
私が初めて購入した記念すべき電子書籍は勿論「もしドラ」
(投稿者:92)