プリンター経費の削減

プリンターの共有なんて、それほど目新しいことではありませんが、その究極を目指しています。

パソコンを複数台所有する家庭も、今では珍しくありません。まさかPCの台数分だけプリンターを用意していませんよね?家庭内にネットワークを構築して、1台のプリンターを、どのPCからでも印刷が出来る様していますよね?「プリントサーバー」という部品を付ければ良いのですが、最近の多機能プリンターには標準で、この機能が付いていたりします。

さて、情報政策室で管理する3百数十台のPC群も、無駄がないようにプリンターを共有しています。課とかフロアとかの単位でプリンターを共有させて、経費の削減に努力しているのは当然ですが、さらにその究極を目指しています。

現在、本庁舎には20数台レーザープリンターと6台のコピー機があるのですが、これらの更なる統合を画策しているのです。それは最終的に5台のカラーコピー機(プリンター機能付、以下:複合機)だけにすると言うものです。イメージは1階事務室に複合機1台と白黒コピー機1台、2階事務室にも複合機1台と白黒コピー機1台、3階に複合機1台の全部で5台、これだけにするのです。

職員は、自席のPCから印刷指示を出した後、複合機のある場所まで行って、ICカード等で認証をします。OKなら表示される画面から、どれを印刷するのかを選択して、やっと紙に印刷されます。認証があるので他の職員のデータは見ることも印刷することも出来ません。さらに印刷指示を出してから一定時間内(例えば24時間)に印刷しなければ、そのデータは自動的に廃棄するようにも設定できます。これで、あちらこちらに点在するプリンターを全て無くすることにより、印刷に掛かるコストの削減もトータルで十分見込めます。「プリンターが遠くなる」と職員からのブーイングなんて・・・頑張ります!それでも、各種証明書等の発行のために窓口プリンターはどうしても残りますね。それと封筒やハガキへの直接印刷などのために、貸し出し用のローカルプリンターも必要だと思います。

実はこの究極の手法、すでに近隣町村で実践事例があるのです。出遅れています。でも、複合機への入替えという財政的な問題もあるので・・・それでも「現在、多方面で協議中」と言っておきましょう。

複合機で経費削減の図
複合機に印刷を集約すれば・・・メーカーさんの説明をじっくり聞きました。

(投稿者:92)


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