ども。
最近、文が長すぎるんじゃないかと手厳しいご指摘を受けてしまった担当ちゅんです。
まだまだ根強い人気のWindowsXPですが、先週の金曜日を持ってとある終焉を迎えたのをみなさんはご存知でしょうか。実は「プリインストール(最初からXPがインストールされた状態)」でのパソコン販売が終了したのです。
しかし、考えてみると、XP自体は2008年1月末の時点でパソコンメーカーへの出荷が停止されておりますし、個人向けのDSP版も2009年1月末で終了しています(もちろん、ライセンス販売も)。
では、なぜ今になってプリインストールが終了というアナウンスがされるのか。それは「ダウングレード権」を行使することでメーカーはあらかじめXPを導入した形で販売を続けてこられたからなのです。現在、パソコンのカタログに載っているような最新式PCのOSは全てWindows7だと思いますが、オプションでWindowsXPを選択できるパターンは多かったと思います。ですが、そんな延命措置もとうとう終了し、今後は本当にWindows7でしか販売・購入することができなくなったということなのです。
*******ちなみに********
Windows7→XPへのダウングレードは可能でしたが、Windows7→Vistaはどうだったかと言いますと「概念は存在はしているがそもそも商品がない」というのが答えのようです。嗚呼、可哀想なVista。
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じゃあXPは今後一切使えなくなるかといえばそうではありません。メインストリームサポートと呼ばれる「セキュリティ問題以外の修正」は既に終了していますが、延長サポートによりセキュリティ更新プログラムは2014年まで継続されます。よって、コンピューターウィルス等の新たな脅威に対しても対策が取られるので万全な状態は保たれます。当町の業務用PCの99.9%以上がXPなのはこれのおかげでもあります。
それでも、XPのシェア低下はこれで一気に加速するでしょうね。当町でも次に導入する業務用PCくらいから7を標準に考えていかなければなりません。
販売が終わってしまったXP。ちょっと寂しいです。
(投稿者:ちゅん)