百足が出来ました。

デスクトップ用PCの電源ケーブルって、一部の特殊なメーカーを除いてほぼ共通部品となっています。基本3芯のケーブルで、内2芯はAC100Vの供給ラインであり、残り1芯はアースとなっています。
この「アース」が、今回の百足(ムカデ)を発生させました。ここで言う「アース」とは「接地」のことで「地球」のことではありません。wikiによると次のようになっています。

機器の筐体・電線路の中性点・電子機器の基準電位配線などを電気伝導体で基準電位点に接続すること、またその基準電位点そのものを指す。本来は基準として大地を使用するため、この名称となっているが、基準として大地を使わない場合にも拡張して使用されている。アース、グランド(グラウンド)とも呼ばれる。

PCも、電子レンジや洗濯機の様にキチンとアースを取るのが正しいとされています。なのでメーカーはPCに付属するACコードをアース付きの3極のものとしています。しかし、PCを使う家庭の壁に付いているコンセントはほとんど2極なので、付属コードの3極プラグは、アース部分が物理的に邪魔をして刺さりません。そこで「3P→2P変換プラグ」の登場です。3極プラグにこれを装着すると、アース部分がコード(線)化され普通の2極コンセントに刺すことが可能となります。見たことありますよね?でも、この変換プラグって使うと意外に不便なのです。それは、壁からの立ち上がりが長くなり、壁から出っ張り、ぶつかっては抜けるし、ケーブルの重みで下がり接触不良が発生しやすいのです。情報政策室では、アースが利用されていない変換プラグを見つけた場合、出っ張ったアース部分の金具をもぎ取って2極に改造しています。(注:この作業は自己責任でお願いします・・・この丸く太いアース部分は鉄板を巻いただけで中は空洞です。手で左右に大きく揺すぶっていると金属疲労で根本から簡単にもげます。鉄鋸などの工具は不要です。)そうするとこの変換プラグは、不要になります。壁のコンセント周りもスッキリします。

いつの間にか工具箱に貯まった「3P→2P変換プラグ」の数、何と30数個!!全部繋いだら、まるで百足の様です。電器屋さんで買えば1個○百円とかするんだろうなあ。

3P・2P変換プラグで作った百足
見事な百足のオブジェ?

(投稿者:92)


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