廃棄処分に一苦労

ども。
「安いから」という理由だけでついパソコンを買ってしまった担当ちゅんです。

8月、小中学校の夏休み期間を狙ってPC教室の整備を行いましたが、本日はそのときに取り外した機器の廃棄処分のため、一日中熊石に行っておりました。

通常、廃棄処分といえばトラックか何かで処分場へ運んで産廃業者に引き取ってもらえばそれで終了というイメージがあるかと思いますが、この分野はそれではいけません。PC本体に収まっている内蔵ハードディスクを取り出し、ボール盤(ドリルで穴を開ける器具)でハードディスクの円盤に穴を開け、データを「物理的に」読み込めない状態にして業者に引き渡す必要があります。情報漏えいを未然に防ぐため、私たち情報担当者は皆さんの目に触れないところでこんな作業もしているのです。

そしてその数40台弱。空き家となっている某所にあらかじめ運んでおいてもらい、一気に作業開始です。ドリルでネジを「雑に」外し、ケースを「雑に」放り投げて、ハードディスクに繋がっている線は「雑に」引っ張って外します。さらにハードディスクの穴開けが終わって元の状態に組み直す作業はまさに「雑の極み」とも言える有様で、ネジが足りなかろうがプラスチック部品が折れようがお構いなし!なんだかストレス解消になりました。

廃棄前処理が終わったPCはとりあえず綺麗に陳列し、台数を数えて本日の業務は完了となりました。ちなみに、同行していた某事務所のA主幹が作業終了後にひとこと「情報の仕事ってイメージと違ってこんな肉体労働もあるんだな」とおっしゃっていました。情報職場は現場に出てしまうと意外と体力勝負なんですよ!

作業中の風景
一台一台手作業でハードディスクを取り出します。

(投稿者:ちゅん)


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