Phase-change Dual

ども。
熊石方面に1日外勤でしたが、あまりの暑さにフラフラになってしまった担当ちゅんです。

なぜ外勤だったかというと、先日からここで書いていたとおり小学校周りのパソコン整備だったのですが、今日は思いのほか作業がはかどり、相沼小学校と泊川小学校の2校をやっつけてしまいました。いやあ、働きました。

学校周りのパソコンを入れ替えていると、思わぬお宝にめぐり合うことが多いというのは、以前「メカニカルキーボードの記事」で書きましたが、今日もありましたよ!

外付けCDドライブだと思って何気なく手に持つと、なんだか雰囲気が違います。ズシッとしているというか、何かしらオーラが違うんです。よくよくベゼルを見てみると、そこには「PD」と書かれています。PD?これは始めてみました。上司92氏は「おお、PDだ。こんなもんどうすんのよ!」と言っていましたが、私は知らなかったので調べてみました。

PDとは「Phase-change Dual」の略で、某大手総合家電メーカー「M(当時)」が開発した光ディスクの規格でした。記録容量は650MB。容量もですがディスクの外見もMOにそっくり。1995年に発表されましたが、当時はまだCD-RやCD-RWが不安定で、MOやZIPもそれほど普及していなかったので、当時としては優秀なメディアだったそうです。その後、MOやZIPが普及していくにつれ徐々に押されていきますが、同M社が開発したDVD-RAMと下位互換があったため、それなりに延命。しかし、2000年に片面4.7GBのDVD-RAMがリリースされると互換性は考慮されなくなり、市場から姿を消すことになりました。

なんか、この説明文アレですね。この後に「そしてDVD-RAMも…」と続きそうな感じです。要するに、同じような規格の製品が登場する中で消えていった「ベータマックス」のようなものなんですね。し烈な開発競争の中で消えていった製品。ドラマがありますね。

見えますか?ちゃんとPDって書かれています。
自作PCにあえて組み込んでいたらCoolかもしれません。

(投稿者:ちゅん)


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