町では平成13年度から公共施設8ヶ所において、自由にインターネットが利用できるよう、タッチパネル式の公衆端末(KIOSK)を設置して参りました。肝心のインターネット回線は当時最速のISDNで64kbpsで整備されましたが、その後ADSLになり、現在では光回線も使用しています。通信速度はなんと1,500倍以上にも高速化しています。それは9年も経過すれば、大きく様変わりして当然ですよね。なにせ変化の大きいIT業界ですのでから・・・。当時、最新で高価だった端末(PC)も今見れば貧相です。セレロン800MHzでメモリ128MB、HDDは20GBでWindows2000といえば、高性能PCバリバリだったのですが・・・。今ではメーカーからも保守部品は有りませんと言われる始末です。この頃のPCに多い電源廻りのコンデンサー破裂も数台見つかり、1500μFの6.3Vコンデンサーを何個も交換して延命をしてきましたが、そろそろ限界です。
この公衆端末も、PCの低価格や携帯電話によるメール通信の爆発的普及など、大きな情勢の変化により当初の目的を達したと考えています。町へのご意見・ご質問のメールも、携帯や自宅のPCからがほとんどですし、最近の公衆端末利用度も、設置当初よりだいぶ低下しています。それに壊れた端末を更新するのにだって、1台10万円弱はかかると思われます。結論として情報政策室では、設置している各施設管理担当と協議しながら、今年度末までに順次廃止することとしました。永らくご利用頂きまして、本当にありがとうございました。しかし、情報政策室では次の一手を模索中です。このまま町民皆さんの利便性をカットしただけには出来ません。
そこで!主要公共施設に「FreeSpot」を付けたいな・・・と。先陣を切っている「はぴあ八雲」と同じように??これってセキュリティさえクリア出来れば機器的コストはかなり安価に出来そうです。そうなれば、皆さんが持ち込んだPC、iPad、スマートフォンなどがWi-Fiでネットへ接続できます。DSやPSPなんかも可能と言えば可能に・・・。さてどうしましょうか?
部品が入手出来ません。でも故障中のままでは・・・。
(投稿者:92)